余暇でブラブラしていても結果労働になる
よかでぶらぶらしていてもけっかろうどうになる
村上春樹の長編小説の男性主人公は、「眠り」の主人公と同じように余暇をいきなりガバッと与えられる——失職して、もう何もしなくていいですよ、となる。
番組より
長編主人公の男性は余暇でブラブラしてるだけでも結果労働になるんだよ。それに対して短編主人公の女性は、いくら余暇を与えられても自己実現できないし、それが労働という社会的な意味を獲得することはなくて、家事労働だけ。
そういうなんかジェンダーギャップみたいなものが長編と短編の違いとしてめちゃめちゃ明確に現れていて、だからこそ僕としては村上春樹に対してよく言われる、女性を理想化しているとかっていう批判は何か当たらないなって感じがしている。
この項目について
ところが同時に妻が失踪し、フラフラしているうちにメタフォリカルな探偵のようなものに巻き込まれていく。長編の男性主人公は余暇でブラブラしているだけでも結果労働になるのに、短編の女性主人公はいくら余暇を与えられても自己実現できず、それが労働という社会的な意味を獲得することもない。「眠り」の主人公も専業主婦で、家の中に閉じ込められている。そのジェンダーギャップが長編と短編の違いとして明確に現れているからこそ、村上春樹は女性を理想化しているという批判は当たらない、と福尾は言う。
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関連項目
- 虚弱エッセイと体力お化け自己啓発「体力お化け」という言葉がよく使われ、ビジネスの文脈では「体力があるやつが最後に勝つ」と言われる。
- 我慢比べの世界で虚弱の価値を語るホストの世界は超パワー、というよりタフネス、つまり我慢比べの世界である。
- 本人の意思と関係なく上流で待ち構える個々人は別にそんなことをしようと思っていないのに、結果として上流で待ち構えてしまっている構造がある。
- タフネスの二段階スラムダンクを全く知らない福尾に、荘子itが『THE FIRST SLAM DUNK』を説明しながら。
- 噛ませ犬の噛みが道になるいま『バキ』でジャック・ハンマーに光が当たっていて、その最大の武器が噛みつきになっている、と福尾。
- 解釈が必要な人毎朝5時に起きて20キロ走る元ゴールドマン・サックスの人には、なんだか一個抜けているオーラがある。
- 5秒の夢への恩返し毎日30分しか寝ないと言う人が出てきたとき、みんな半信半疑ながらどこかで期待してしまった——完全にガンダムのニュータイプと一緒で、ひょっとしたら本当なのかもしれない、これでいけるとしたらとんでもないぞ、と。
- 企画という口実「寝た方がいいよ」と正面から言っても救えない。