タフネスの二段階
たふねすのにだんかい
スラムダンクを全く知らない福尾に、荘子itが『THE FIRST SLAM DUNK』を説明しながら。
番組より
だから桜木花道的な、なんか花のある玉砕覚悟的な、そういう感じじゃなくて、マジで淡々とずっとやってましたみたいなやつが、なんなら流川とかより上まで行きますよみたいな。
なんか強さっていうものの定義がどんどんコロコロ変わってるっていうのがすごい面白い漫画なんだよね。
この項目について
桜木花道は、スキルもパワーもスピードも上がいるなかでタフネスと根性だけがよりどころのキャラクターだった。リバウンドが得意で、最後は怪我をして車椅子になる。ところが続編で焦点が当たるのは、うまいけれど天才でもなく超ヤンキーでもない宮城リョータのほう。桜木花道的な、花のある玉砕覚悟のタフネスに対して、マジで淡々とずっとやってました、というだけのやつが流川より上まで行くという話になっている。継続の方のタフネス、めっちゃ実践的なタフネス。福尾は、バキが30年かけて強さというものの定義をコロコロ変え続けていることを重ねる。
この項目が出てくる回
関連項目
- 虚弱エッセイと体力お化け自己啓発「体力お化け」という言葉がよく使われ、ビジネスの文脈では「体力があるやつが最後に勝つ」と言われる。
- 我慢比べの世界で虚弱の価値を語るホストの世界は超パワー、というよりタフネス、つまり我慢比べの世界である。
- 本人の意思と関係なく上流で待ち構える個々人は別にそんなことをしようと思っていないのに、結果として上流で待ち構えてしまっている構造がある。
- 噛ませ犬の噛みが道になるいま『バキ』でジャック・ハンマーに光が当たっていて、その最大の武器が噛みつきになっている、と福尾。
- 解釈が必要な人毎朝5時に起きて20キロ走る元ゴールドマン・サックスの人には、なんだか一個抜けているオーラがある。
- 5秒の夢への恩返し毎日30分しか寝ないと言う人が出てきたとき、みんな半信半疑ながらどこかで期待してしまった——完全にガンダムのニュータイプと一緒で、ひょっとしたら本当なのかもしれない、これでいけるとしたらとんでもないぞ、と。
- 企画という口実「寝た方がいいよ」と正面から言っても救えない。
- ビデオポッドキャストのビデオポッドキャストは限りなくフレームしかない、と荘子it。
となりで喋られていたこと
韻を踏んでいること
この項目に言及している項目
- 朝5時は起きられる福尾は普段11時か1時か2時に起きるので、午前中の収録は「朝練状態」になる。
- 慶應ディープステート先週たまたま慶應の話をしたら、その1週間で慶應出身の作家二人から立て続けに依頼が来た、という話から。
- コーラボタン荘子itが福尾に伊良コーラを勧める場面から。
- THE FIRST SLAM DUNK荘子itがスラムダンクを全く知らない福尾に、解説もネタバレもなく要点だけを伝えようとして説明する。
- 時間の量を増やしてもしょうがない片やショートスリーパー、片や村上春樹の「眠り」。
- 眠り村上春樹の短編。
- バキ福尾が最新刊まで追っている数少ない読者の一人だという。
- 余暇でブラブラしていても結果労働になる村上春樹の長編小説の男性主人公は、「眠り」の主人公と同じように余暇をいきなりガバッと与えられる——失職して、もう何もしなくていいですよ、となる。