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映画に一番似ているのは映画館を出た後の雨

えいがにいちばんにているのはえいがかんをでたあとのあめ

ドゥルーズ『シネマ』の議論。

初出
物語の楽しみ方、フォークナーから推し活まで(2025年10月13日)

番組より

映画に一番似てるのは映画館を出た後の雨なんだっていう。映画館を出た後の夜道に雨が降ってて、そこを歩いていく孤独な感覚っていうか、冷めた感じの方がリアルなんだっていう風に言うんだよね。

この項目について

「映画=夢」という図式も、「映画館=母親のお腹の中」という モデルも、どちらも精神分析的なもので、イマジナリーな何かと現実のギャップで物語を 動かしていく図式にすぎない。ドゥルーズはその全体に反対し、 不眠症や白昼夢のような、起きているのに現実感が薄れていく状態のほうが映画にとってリアルだ、 と言う。そして映画に一番似ているのは、映画館を出た後の夜道に雨が降っていて、 そこを歩いていく孤独で冷めた感覚なのだ、と。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

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