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括弧つきの男の子っぽさ

かっこつきのおとこのこっぽさ

『8番出口』を絶賛したが、あれもいくらでも批判の余地がある、と荘子itは言う。

初出
物語の楽しみ方、フォークナーから推し活まで(2025年10月13日)

番組より

括弧つきの男の子っぽいものって別に女の子も好きだし、そこに男女の境がないと思う。括弧つきの男の敵とされるような文体とか設定でしか描けないエモーションは、それはあるんだよな。

この項目について

妊娠した元恋人も息子もギミックでしかない。 デヴィッド・リンチ『イレイザーヘッド』の系譜——子供が生まれて自由がなくなること、 妻との関係、妻の家族とうまくいかないこと、人には言えない嫌さをそのまま出した映画—— であり、つまり「妊娠させた男のある種無責任な恐れ」を表現している。 手放しでいいとするには、語られていない物語がたくさんある。 だが、と荘子itは続ける。それを「括弧つきの男の子的」「男性目線」と呼ぶけれど、 括弧つきの男の子っぽいものは別に女の子も好きなのであって、 そこに男女の境はない。そういう「男の敵」とされるような文体や設定でしか 描けないエモーションは、それはあるんだよな、という話。 福尾は「物語の形と思想は基本的には区別すべきだと思う」と応じつつ、 『チェンソーマン』のレゼには全く引っかからなかった、と言う。

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