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真ん中から始める

まんなかからはじめる

フォークナー『八月の光』を読んだ福尾の見立て。

初出
物語の楽しみ方、フォークナーから推し活まで(2025年10月13日)

番組より

真ん中から始めたらもうすぐ終わっちゃうじゃんっていうことになるんだけど、真ん中から始めるからこそ別のものが出てくるっていう。

この項目について

初めから始めて背景を説明し外堀を埋めていくのではなく、ど真ん中からいきなり始める。すると当然すぐ終わってしまいそうだが、真ん中から始めるからこそ別のものが出てくる。数十ページ進むと場面が飛ぶのも、計算や伏線ではなく、書けるところまで突き詰めて「これから重大な何かが起こりそうだがそれをどう書いていいか分からない」となったところで別の場所に飛ぶ、その反復に見える。だから何かが起こりそうだという予期だけがずっと続く。福尾は日記もそう書いていて、時系列では絶対に書かない。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

この項目に言及している項目