路上、お邪魔ですか展示
ろじょうおじゃまですか
金沢21世紀美術館から渋谷の松濤美術館に巡回した展示。
番組より
赤瀬川原平がさ唱えた超芸術トマソンっていう概念にのっとってさ、なんかいろんな仲間たちが街中に出て、もうわけわかんない超意味ない建物とか意味ない階段とか写真を撮って収集してるっていう、本当なんか限界オタクサークルみたいな。
映像展示でなんかその当時を知ってるおじいちゃんがなんか手拍子しながら見てるなーみたいな、ほっこりするなと思ったら、よく見たら本人じゃね?みたいな。
この項目について
福尾は金沢で(自動車冷蔵庫は金沢のみ)、荘子itは松濤で見た。松濤では2階に赤瀬川原平の超芸術トマソン——街中のわけわかんない無用の建物や階段を写真に撮って収集する、限界オタクサークルのような営み。トマソンの由来は、高給取りなのに三振ばかりの外国人野球選手——2ちゃんねるのドミンゴ(なんとかンゴ)と連綿とつながる、人種差別も入った愛着込みの精神性。地下1階は渋谷の都市開発と結びついた展示で、路上で踊るギリヤーク尼ヶ崎の映像の前には、手拍子しながら見ているおじいちゃんがいて、よく見たら本人だった——「あの人の人生劇場に立ち合わせていただいた感じがしたよ」。渋谷区でホームレスの女性が殺された事件の文脈が大きく、タイトルの「お邪魔ですか」もそこから来ている(路上のユートピア化)。
この項目が出てくる回
関連項目
- ビジネスパーソンって誰のこと?「ビジネスマンが人文書を読む」という流行への違和感から。
- 使わないと理解できないフィロシャピーで始まった千のプラトー講座から。
- 一周目で通じる会話はだるい「確かに僕もそれを意識しなきゃいけないと思いました」という会話への苛立ち。
- リベラルに必要なのは好かれる勇気批評家の綿野恵太(『「逆張り」の研究』『みんな政治でバカになる』)のツイートから。
- 男性的なセルフネグレクトTaiTanの「男はいつまで経っても男の子のまんますぎる」発言から。
- 路上のユートピア化路上、お邪魔ですかのタイトルへの福尾の批評。
- ポスト壊れた機械モデル壊れた機械と変だけど動く機械の先を指す荘子itの言葉。
- 建てることからの撤退福尾が8年前(25歳頃)に書いた建築批評のタイトル。