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自動車冷蔵庫

じどうしゃれいぞうこ

金沢21世紀美術館の路上、お邪魔ですかで展示されていた、國府理の作品。

著者
國府理
初出
せっかちはドパガキを超える(2026年9月14日)

番組より

自動車っていうのは移動するためのもんだけど、それを冷やすっていうのはある種時間を止めることで。移動によって時間と空間が縮まるっていうかさ、速度によって距離が縮まるってことと、冷凍することによって時間を凍結するっていうことを重ね合わせた作品が自動車冷蔵庫なんだけど。

この項目について

文字通り車なのに、機能としては冷蔵庫——車体の中がキンキンに冷えて、内側のガラスに霜が張り付いている。車を冷蔵庫にするための装置や密閉を完全に実現した機械として置かれていて、移動によって時間と空間が縮まることと、冷凍によって時間を凍結することを重ね合わせた作品。國府理は水槽の中で車のエンジンを稼働させる「水中エンジン」の作者で、その制作中にアトリエで一酸化炭素中毒で亡くなった。手術台の上のコウモリ傘のようなシュルレアリスムの出会いに見えるが、出会いの間に必要なものの具体性の方がめっちゃ面白い、というのが福尾の壺。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

この項目に言及している項目