批評は最悪のものの肯定
ひひょうはさいあくのもののこうてい
「置き引きは置き配の対義語である」という言葉遊びから。
番組より
千葉さんが、批評っていうのは最悪のものの肯定なんだって言ったのがすごいいい言葉だなと思って。
最悪とさえ思われてなかったものを拾ってくる、置き引きしてくるっていう、それだよなやっぱ大事なのは。
この項目について
文字通りの置き引きはダメだけれど、法的に制限されていたり道徳的に制限されていることを概念上擁護するのが批評の仕事だ、と二人は言う。福尾が覚えているのは千葉雅也の言葉——批評とは最悪のものの肯定である。いいとされているものをいいと言っても何にもならないし、最悪のものを見つけるセンス自体が大事でもある。千葉ならギャルのような、最悪とさえ思われていなかったものを拾ってくる——置き引きしてくる。「みんなも置き引きの対象を選りすぐってもらっていいんじゃないですか」。
この項目が出てくる回
関連項目
- 思い出のすれ違いの積み重ね『置き配的』の最後のほうにも書いた、と福尾が言う。
- 10先という形式形式を発明したのも梅原大吾なのだ、と福尾は言う。
- 恥ずかしいことと恥ずべきことは違う昨日の配信で聞いた、と福尾が紹介するアフォリズム。
- オーディエンスに向けた戦いSNSのレスバトルは、本当の論争をしているのではなく、それを見ているオーディエンスに向けている——という話から荘子itが引き出すこと。
- ちょっと泳がせてみる渋谷でたまたま入った無料の陶芸の展示で、一番好きだと思った作家が知的障害のある人の施設のアトリエで作っていた人だった。
- 1日の終わりのジュースのために作るその陶芸作家は、作品ができて展示されても何も嬉しくないし、人に見てもらいたいともそんなに思っていないらしい。
- 全員が同じ画面を見ている梅原大吾が言っていて福尾が面白いと思ったこと——格闘ゲームが他のゲームと違うのは、対戦相手同士も、見ている観客も、全員が全く同じ画面を見ていること。
- 気にしてもいいが気にしていると思われてはいけないアフターパーティーのイベントに「全身黒で行ったら怒られますか」と聞いてしまうリスナーの話から。