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281件
- あえて性を脱色する90年代の美学で言えば、それは 「透かし」「外し」 として言われていたもの。
- 頭の中だけで完結させない普通に考える、会議をする、というのとは全然別の仕方で生物は存在できる——クラゲや微生物は、思うとかではない形で生きている、と荘子itは言う。
- 新しい競技を作っている喋りが面白いと言われるのは、それがすごく音楽的だからだと東は言う。
- アドマチックドパガキの対義語はセロトニンおじさんではなくアドマチであってほしい、と福尾が言い出す。
- アドラブルアドマチックの語感から。
- 暗号みたいな言語が文化を守っている**日本語を書くのは、それ自体がブルシットジョブのようにめんどくさい。
- アンチとして生まれた片割れは続かない音楽のライブが宗教的・カルト的な集会になるのは嫌だから、 街のお祭りのように誰でも入ってくるものにしたい—— その二項対立はめちゃくちゃよくあるものだ、と荘子itは自分で言う。
- いいやつだと思われたら終わりケアという言葉を使いたがらない理由として福尾が挙げる、自分のポリシー。
- いい奴と思われたら終わりいい奴のほうがいいし、いい奴である側面も必要なのだが、 誰も加害ということから無縁ではいられない。
- 言うべきこと製造機インターネットも、ポッドキャストも、カルチャーも、アカデミズムも、「言うべきこと」を無数に生み出し続けている。
- 意外だと思われなくなったら終わり最近いろんなことについて発言すると 「荘子itがそういうの、意外だな」とめっちゃ言われる—— それを荘子itはありがたいと思っている。
- イキリじゃなくイキイキ映画を見て 「生きろ」ではなく「生きる」を感じた、 それもひらがなで、と荘子itは言う。
- 一行一行で揺れる自己開示という言い方はあまり好きではない、と荘子itは言う。
- いちごパンツの本能寺荘子itが物を考えるということの原点として挙げる年号の語呂合わせ。
- 一度英語を通過した語彙村上春樹の面白さの源として福尾が挙げるもの。
- 意図せず視点を行き来しているリリックの中で語りの視点が移っていることについて、 そこまで意識していないと荘子itは言う。
- イベントレスネス日記が試されるのは、何もなかった日だ、と福尾は言う。
- 意味自体がまだスカスカXでいろんな人が何かの感想にかこつけて「疎」という概念を使いはじめている。
- 嫌なものに名前をつけるのは得意自分が嫌なものに名前をつけるのはすごく得意だ、と福尾は言う。
- 色がつかないようにする千葉雅也が『置き配的』を、出てから半年ほど置いてから読み始めた。
- 引用リツイート1回で終わらせる保育園で、うちの子のおもちゃを取られた子が「使っちゃダメだよ」と言って帰っていった、という話から。
- 裏返しになったドゥルーズ=ガタリ疎の街の放送後記を、二人が毎週交代で書いている。
- エアリプは受信した側が成立させる本人にエアリプをしようというつもりが全くなくても、 エアを察知する人間が一人でもいれば、もうそれはエアリプなんだ—— 福尾がそう言い、荘子itが乗る。
- AIに敬語で聞いてしまうChatGPTやGeminiに、なぜタメ口で聞けないのか。
- AIに自分が強化学習される福尾が言う——**AIに自分が強化学習されてしまう。
- ADHDの身体をプレイしている2〜3時間かける詳しい検査を受けて診断が下りている。
- エシカーニバル横浜駅ルミネの柱に貼ってあった謎のフェアの名前。
- SNSの人格が固定していくXでの口調がころころ変わるのはなぜか、という話。
- エビデンスなきファクト**エビデンスがしっかりある情報など、もともとほぼない。
- 絵本に鏡が埋め込まれている子供が何十回も読んでいる『エルマー』の絵本。
- 置きに行ってるぞ、と気づく文章を書く覚悟について訊かれて福尾が答えること。
- お気持ちと実感ニック・ランドはリベラルを皮肉って「声の政治をやっている人たち」と呼ぶ。
- お悩みリフォームの匠福尾が前々からやりたい企画。
- オフにオンするもの眼鏡は、顔を出すアイドルやタレントにとってオフのときに付け加えるもの、オンのときに外すものである。
- 覚書は告白の逆フーコー晩年の仕事として福尾が説明する。
- 思い出のすれ違いの積み重ね『置き配的』の最後のほうにも書いた、と福尾が言う。
- 親が増える結婚して一番びっくりしたことを福尾が語る。
- 限りなく書きながら録る沖縄のホテルに缶詰で、明後日のライブ用の歌詞を書いている。
- 家具とは動かせるものドゥルーズが二項対立を「家具みたいなもの」と喩えていることについて。
- 過去に戻るのを許す福尾は2〜3年に一度、村上春樹の小説をまとめて読み返す季節がやってくる。
- 金原ひとみ『蛇にピアス』『ハジケ』『藪の中』。
- 過保護と放課後村上春樹をめぐる言説を見ても、売り方としてパッケージングされた通りの消費のされ方しかしていない感じがして、それは寂しい——という福尾の話に、「過保護だと」「じゃあ密の次は過保護」と名前が付く。
- 噛ませ犬の噛みが道になるいま『バキ』でジャック・ハンマーに光が当たっていて、その最大の武器が噛みつきになっている、と福尾。
- 関係が物になるダッドシューズ、ボーイフレンドデニム—— **服では、関係がそのまま物になっている。
- 換喩的に飛んでいく荘子itが左手のない猿を評した言葉。
- 記号が現象に還元され直すアルフレド・ジャー『広島広島』の終わりについて。
- 記号の波が通り過ぎただけゲスト回で、荘子itが一瞬だけわけの分からない記号の羅列を早口で言った。
- 記述する力という第三の力三宅香帆が言っていたこと——芸人やアーティストはエピソードトークが面白く、批評家は絶対に敵わないから、起きたことではなく解釈の話をすべきだ。
- 記述には変なレバレッジが効いている有名な場所のことなら、細かく記述しなくても分かるかもしれない。
- 擬人化する余地がなくなっていくチャットGPTの人間っぽさより、荘子itが好きなもの—— **戦艦を美少女化する、競馬の馬をキャラ化する。
- 記と紀古事記の「記」は言偏で、日記の記でもあり、国内向けの物語として書かれた。
- 気持ち悪がられ可能性否定され性と並んで出てくる言い方。
- 逆言質「ちょっと困ってて」と下から相談の形で来ているのに、その実「これお前に言っといたからな」という言質をこちらに取らせて判定勝ちに持ち込もうとするコミュニケーション。
- キャッシュクリア広島の打ち上げの会計で福尾が財布をなくしたことに気づいた。
- 虚弱エッセイと体力お化け自己啓発「体力お化け」という言葉がよく使われ、ビジネスの文脈では「体力があるやつが最後に勝つ」と言われる。
- 記録に残らないものを記録する没のリリックに「早すぎて記録に残らない映像」という一行がある。
- 草**「w」に笑いという意味が託され、 そこから「草が生える」を経て「草」と言えば笑ったことになる。
- 癖はメソッド化しにくい「癖の作り方」を訊かれた癖の発案者としての答え。
- 口が先に動くTaiTanに番組を褒められたとき、 **お礼ではなく「福尾がポストポストアポカリプスと言っていたのを 微妙だと思って『しっぽ』にした」という説明を早口でしてしまい、 「手柄を全部横取りしようとしている」ように見えてしまった。
- クリシェを部分的に自分に許すなぜそんなに書けるのかと訊かれた小説家が答えたこと—— **ここはクリシェでいい、というポイントをどれくらい配分するかで加速させていく。
- グルーミングのなさグルーミングは今でこそセクハラ・パワハラの温床である「飼いならし」のイメージが一般化しているが、もともとは毛づくろいの意味で、大事なものとして使われていた。
- 嫌悪感しかない立場の圧倒的な力大学時代、荘子itが一番よくコミュニケーションを取っていたのは 保守系の非常勤講師だった。
- 言語化しようとしていない頭が悪いのか何なのか分からないけれど、 自分の人生をそんなに言語化しようとしていない、と没は言う。
- 言語化と対比すべきはお気持ち「言語化」という言葉は、人を褒めるか自分をけなすかのどちらかでしか使われない(「言語化能力は私にはあります」と言う人はいない)。
- 言語は全部借り物である平野啓一郎が、編集者から送られてきた対談原稿に自分の発言として「〜みたく」という言い方が入っていたのが嫌だ、とXに書いていた件から。
- 現在は多層的な時間『平和と愚かさ』の書評に福尾が書いたこと。
- 検索ワードを見つけるために旅に出る東浩紀『弱いつながり』の、荘子itが簡潔でめちゃくちゃいいと言う定義。
- 高級なポイントの取り方福尾は文章をポイント制で考えている。
- コカ性伊良コーラを飲む荘子itと、コカ・コーラを飲む福尾。
- コカ納豆と伊良納豆納豆に元から付いているタレを使うか使わないか。
- 言葉遊びの擁護同音異義や掛け言葉といったポストモダン哲学的なやり口は、いま「上手いこと言ってる感がダサい」という風潮のなかで嫌われつつある。
- 言葉にすることが考えることだ「言語化」という枠組みでは、まず内面に気持ちがあって、それを言葉に変換する、という順序が前提になる。
- 言葉の株価が上がる『置き配的』が出て半年経ってから、また話題が上がってきていることについて。
- 言葉は自動機械を生み出す言葉が先走ることへの葛藤はあったか、と訊かれて荘子itが答える。
- 言葉は全ての可能性に開かれている没のリリック「一人だけじゃかからない麻疹」について、 荘子itが 「橋か」=橋が架かる、と読めるのではないかと言う。
- 子供という矯正ギプス団地の話をした回で出た言い方を福尾が持ち出す——子供に矯正ギプスをつけるのではなく、自分が「子供」という矯正ギプスをつけてやっているんだ。
- 5年前のことも考古学ができるなぜ歴史学ではなく考古学と言うのか。
- コンスタティヴとパフォーマティヴ「あいつの言ってることはパフォーマンスで」というときのパフォーマンスと、言語行為論のパフォーマティヴは違う、という話。
- 最後にカメラを引いて終わる日記のエンディングの型。
- 残虐行為の創作性ゼロ報じられた事件の内容について荘子itが言うこと。
- 3割打者と2割5分打者福尾が最近落ち着くのは、自分に全然関係ない世界のことを解説しているYouTubeだという。
- 子宮という言葉で置く収録前に入ったベローチェで、隣の席の女性二人が 「子宮の力」の話をしていた—— 子宮を大事にすると女性としての美しさが磨かれ、人生も充実する、と。
- ジグジグとは、大工が物を作るときに、完成品には必要ないけれど、それを作るために差し当たり必要な支えや噛ませのこと。
- 自然言語の外側で返す物語を語ることも、折り紙を作ることも、自然言語の外側で日常の会話やコミュニケーションを返しているのではないか、という話。
- 下心が追いつかなくなる公開する日記はセルフブランディングでもある。
- 実空間を記述するからこそフィクションになる疎な記述をしようとすると、小説でいう視点人物のような架空の人格が勝手に立ち上がる、と福尾。
- 嫉妬は他人に貼り付けられる私的言語「令和人文主義への批判は結局は嫉妬なのでは」というリスナーの問いに答えて。
- 質問で最後に大きく転ぶ仕込みかと思うくらい、質問によって話が最後に大きく転んで大テーマにたどり着くことが結構ある。
- 自認は自分にしか分からないはず「自認レゼ」のように、他人の自認を勝手に当て込んで言う—— それは言うまでもなく失礼だし、めっちゃ変な気がする、と福尾は言う。
- 自罰的自己愛荘子itがしんどいときに読んで役に立った、斎藤環の本の論理。
- 示すのが批評だ前回の「三宅香帆は批評になっていない」というマジギレの話から。
- 喋るのは一緒だが作るのはバラバラドゥルーズ語りの逆、と福尾は言う—— 二人で一緒に書くのではなく、喋るのは一緒だが、作るのはそれぞれバラバラ。
- 週末ごとのアポカリプスツアーで毎週末ライブをやっている状態について。
- 修行してから世に出ようとするな福尾がフィロシャピーのエッセイ講座でよく言うこと。
- 正直ベースから全ての嘘が始まる「正直ベース」「相談ベース」「質問ベース」——話しかける前にメタカテゴリーを宣言する枕は、大体同じことを言っている。
- 小説を書いていても小説は良くならない「嫌いなものは」と訊かれて福尾が挙げたのが小説家だった。
- 上半身と下半身で別のゲームを同時にやる『群像』での東浩紀との対談を振り返って。
- 情報量としてはゼロなのに何かを言ったことになる存在より前に政治があるの実例として、福尾が高市早苗の国会答弁を挙げる。
- 将来自分の本に入れられる仕事福尾が仕事を選ぶ基準。
- 将来の夢と夜見る夢別のもののはずなのに、日本語でも dream でも同じ言葉になっているのはなぜか。
- 初等教育的な世界観ネタバレや考察が取り沙汰されるのは、 みんなが同じタイミングで同じものを見ているという前提があるから。
- 書評を依頼された時点で読者になれない作家二人の読書会で出ていた指摘として荘子itが紹介する。
- 処方箋を出さないと精神論に翻訳される三宅香帆の本が「半身で働こう」という処方箋を提示するのに対して、『置き配的』が明確な処方箋を提示しないのは、ある種の誠実さとしてやっているつもりだ、と福尾。
- 知ることは動詞21世紀に書かれる『新・人間知性論』とは何なんだろう、という福尾の問いから。
- 神格化をやめるためにまめに連絡する「好きになった人に忘れられたくない」という相談への処方箋。
- 信用できない語り手雨が止んだ瞬間に体が軽くなった—— でも気圧はそんな一瞬では変わらないはずだから、 多分俺の中の閾値を超えたんだ、と荘子itは言う。
- 信用と信頼自分がやろうとしている方向性は、いわゆる宗教的な「信じる」ではなく信頼という言葉のほうだ、と荘子itは言う。
- 信頼は信用と違う信頼は「信じて用いる」ではなく「信じて頼る」だ、と荘子itは言う。
- すげえトークン出るらしいじゃん福尾のツイートだけを見た荘子itが「何のこっちゃ」と思ったところから始まる回。
- スパーシティ「疎」は英語にも輸入されてほしい、という話から。
- 全員苔にしてやりたいどこからともなく呼びかけられているというより、単純に自分のなかから出てきているものだと思うけれど——大きく言うと、全員苔にしてやりたいくらいのことは思っている。
- 先生と呼ばない保育園いま通っている保育園では先生を先生と呼ばず、みんな名前で呼ぶ。
- 選択的にすると格差が生まれる夫婦別姓について、福尾は別姓より「選択的」の方に留保があると言う——選択にすると、別姓の方が「分かってる感」があって、そこで変な格差が生まれてしまう。
- 千のプラトー講座を1000売るという物語『千のプラトー』の講座は12000円で、これまでのフィロソフィーの講座が 150人くらいだったのに対し、福尾は500人来てほしいと言う。
- 全パネルの色が違うルービックキューブ『千のプラトー』の読み方について、福尾が講座の概要文で使った喩え。
- 千本ノックで言葉を鍛えられた今ならほぼパワハラと言われてもおかしくないような、超厳しいやり合い。
- そいつ自身は何を信じているのかいま、カルトや宗教的なものは知的にバカにされる雰囲気にあるので、 状況論としてそのポジティブな面を見ていきましょうという論調が出てきている。
- 荘子itになった日、TaiTanになった日、没になった日今では全員MCネームで呼び合っているが、Dos Monosを始めた当初は二人とも違う名前だった。
- そうしておくと楽だからポスターを貼る荘子itがカート・コバーンの言葉でいちばん共感したもの。
- 相対的匿名性いま同じことをXで言っても変なポジショントークに回収されるだけだから言わない——ポッドキャストくらいが適度でいい、というところから。
- 相談という手を取った置き配相談の形をとってはいるが、実は「その人にそのことを言っとく」というメタデータの方が本体になっているコミュニケーションのこと。
- そこからその結論が出てくるのか福尾が荘子itについて言うこと—— **一個一個の言っていることはすごくよく分かるし共感する部分も多いのに、 次の一歩がどこに行くかが常に分からない。
- そこになかったらないですねEverything In Its Right Place の反対語は 「そこになかったらないですね」—— 誰かがXで言っていたのが面白かった、と荘子itが紹介する。
- 疎シット「疎」の語呂を繋げていく途中で出てくる。
- 疎という一文字流行語大賞の話から、「ソとミツ」が流行語だったらかっこいい国だ、という流れになる。
- 疎という言葉自体がまだスカスカXでいろんな人が何かの感想にかこつけて「疎」という概念を使い始めている——誰も隅々まで正確に理解しているわけではない(福尾も含めて)のに多発的に応答されて、言葉ってこうやって命が吹き込まれていくんだ、と荘子it。
- 疎なデータから立ち上がるもの自分自身の経験と、日記に残っていくデータとのあいだには情報量のギャップがある。
- その通りに書きたいと1ミリも思わない『非美学』が読みにくい、という書評について福尾が言うこと。
- その時の自分を迎えに行く絶対に知っている名前(マルコ・ベロッキオ)が出てこないとき、どうやって思い出すかについて。
- その場にチューンナップされて発話される東浩紀の一人語りは、言っていること自体はいつも素晴らしいけれど、毎回同じことを言っているとも思うので最近は見ていなかった、と荘子it。
- そのひと手間が未来につながる白い線アリーのペットボトルの、ラベルを剥がす部分に書かれた説明文。
- 疎密と疎密の対比これを言い始めるとややこしくなるので今まで言わないようにしていた、と福尾が前置きして出す話。
- 疎密は物の性質ではなく視点疎密はミニマリズムとマキシマリズムに対応するわけではない。
- それぞれの痩我慢の説オールブラックソリッド野郎の話への疎の街のコメントで、「僕はこれからオールホワイトソリッド野郎で行こうと思います」と書いた人がいた。
- 存在からたまに通知が来る支払いの催促の話から。
- 存在より前に政治があるドゥルーズを語っていて出てくる一句。
- タイトルだけで中身を捏造する荘子itが子供の頃にやっていたこと。
- 対バンではなく対話対バンの前夜、ドラムのカズが同期トラックを共有するとき 「明日もぶち殺そうぜ」と言った。
- ダイモンを感じるかどうか何かが確保されているわけではないのだから、神というより悪魔のイメージのほうがしっくりくるかもしれない、という話から。
- 対話が続いていることが成功リチャード・ローティの議論として福尾が挙げる—— **対話が成功しているということの基準は、 対話が続いているということでしかない。
- だから疎という概念を作った受け取る側が密だと思ったら、もうそれは密なのだ——先週のレディオヘッド性の話と同じで、そこは動かせない。
- 他者が関わるルーティン朝、家を出るまでの15分20分の騒乱をどうすればなくせるか、 という話の解。
- 立場を分けるのはナンセンス「実存的か、社会的か」という分け方をめぐって。
- タバコを吸わなくて済むようにタバコを吸っている鍼灸師に勧められて読んだ『禁煙セラピー』について。
- 黙っていることが過剰な意味を持ち始めるSNSで発信しているタイプの人が、 **そういうつもりでなくても、今回黙っているということが 過剰な意味を持ち始める。
- タロットカードみたいな詩集打ち上げでヨシエが持っていた、 浅井健一の全曲の歌詞から1行2行だけを抜粋して1ページずつ印刷した本。
- 男性声優が今一番かっこいい男声優のポッドキャストがめっぽう良い、というところから福尾が言い出す。
- ちいかわのレギュレーション改めて読むと言葉の配置のレギュレーションがめちゃくちゃ厳密だ、と福尾は言う。
- 違うからこそ一緒になり得る福尾は満腹になりたいという欲望がなく、荘子itは大盛りにできるときに大盛りにしなかったことが人生で一度もない。
- チャンドス卿の手紙詩人が「もう詩が書けなくなった」と書き送る体で書かれた短い小説。
- 中尺思考青井スメインのポッドキャスト番組の名前。
- 超越性ゼロの会話定食屋の厨房で、おばあちゃんと中年の女性が二人で切り盛りしながら ずっと世間話をしている。
- ちょうど間にいるあり方をその都度発明する逆張りをするのでもなく、何気にそこにいるということでもなく、ちょうど間にいるようなあり方が、その都度発明されるべきだ、と荘子itは言う。
- チルよりダル確固たるものではなく、バイブスや空気感を伝える単語ひとつでもいい——この番組でたまに言っている「チルよりダル」のようなものは必要だ、と荘子itは言う。
- 通念のフィルターに自分を通す変な操作内向的か外向的か、という世に言う通念——常識のようなもの——があって、それに一度自分を通してみて、どちらになるかを見る。
- 使っちゃダメだよ保育園で、粘土を切る道具を他の子に取られて泣いていた荘子itの子供が、帰り際にその子の顔を覗き込んで「使っちゃダメだよ」と言って帰った。
- 出会った瞬間のひらめきしか保存できない**Tracklib や Splice のような、 何をサンプリングしてもいい合法のサンプリングサイトがある。
- 程度の差を本性の差として捉え返す言うべきことが密な空間と疎な空間を程度の差ではなく概念として分ける、という話の背景にあるもの。
- 程度問題という言葉が持つ無害化の力「さすがに」と「とはいえ」はニュアンス的に近い、という話から、結局すべては程度問題だ、というところへ。
- テクスチャの内部浸透福尾が2019〜2020年頃に書いた概念。
- 天空と空中と地上荘子itによる音楽の三分法。
- 電波系の二つの意味ゲスト回で「電波系」の話になったときのすれ違い。
- 点はてな「?」の前に読点を1つ打つ用法。
- 東京コンプレックス東京という単語を使った曲を出そうと思っている、と荘子it。
- 東京の養分にならず貿易関係を持つ黒嵜想に「これだけいろいろやってるのに福尾くんはまだ全然東京色がついてないのがすごい」と言われたことがある、と福尾。
- どうやって人は呪いを解くのか過去に人に言ったことが継承されて、呪いを背負ってしまう。
- トーンポリシングは大事「とはいえ」を言うかどうかの手前で、荘子itが問題にすること。
- どこに錨を下ろすか子宮という言葉で置くの続き。
- どのレイヤーにも本当の話はない誕生日にミルクレープを食べているだけなのに、 なぜこんなにエクスキューズをしなければいけないのか—— という流れで荘子itが自分について言うこと。
- とはいえボタン話が一周して落ち着きかけたところで、どちらかが「とはいえ」と言い出してしまう。
- 内容ではなく説得力生成AIについての質問に答えるなかで出てくる。
- 悩んではいるが願いにはなっていないこの番組をこれからどうするか、とTaiTanに相談してみたものの、 福尾は途中で我に返る—— **相談したほうがいいかなと思って相談しているだけかもしれない。
- 成り金城荘子itは結婚時に、沖縄にルーツのある妻の「金城」という姓に変えた。
- 二回目の質問をしなければいけない「トラックスマンだよね」と言えば自分たちには通じるが、 そう言われても二回目の質問をしなければいけない人のほうが多い、 と荘子itは言う。
- 二次的ではあるけどメタではない福尾には「メタ」という意識があまりない。
- 21世紀とフェイスオフ没のリリックの一行。
- 20年前の東浩紀として振る舞わされる対談後のツイートの「20年後の君に期待している」について。
- 2ターン以上の会話福尾は子供の頃、2ターン以上の会話をした記憶がほぼないと言う。
- 2手3手先に置くべきものをいきなり置く接続詞なんていらないのではないか、という自分の昔の文章の話から。
- 認知のギャップが対話に現れる目の前に作品があると記述しなくて済むの代案として福尾が出すもの。
- ネガティブ・ケイパビリティが嫌いネガティブ・ケイパビリティとは、決断や判断をして何かをやるポジティブな能力に対して、ままならなさやどっちつかずの状態、矛盾を抱えたまま生きられることも一つの能力だ、という考え方。
- ノートに取った内容しか残らない本を読むときメモを取るか、という質問への答え。
- ノスタルジーというには具体蒲田のタイヤ公園と、夕方5時のチャイム。
- 乗っかりしろのある依頼TaiTanの仕事の振り方について。
- ハイデガーとフランクルが同じ構造になってしまうカフェのトイレに貼ってあったポエムの写真をXに上げたらバズった。
- バイブスリーディング哲学書を初めて読む人へのアドバイス。
- ハゲ散らかした荘子itが東浩紀の髪について使った言葉を、休憩中に福尾が指摘した。
- 恥をかけばかくほど修行してから世に出ようとするなに続けて荘子itが出すキーワード。
- 恥ずかしいことと恥ずべきことは違う昨日の配信で聞いた、と福尾が紹介するアフォリズム。
- 恥ずかしさを超えていくタイトルだけでこんな恥ずかしい言葉を考えられるのはすごい才能だ、というところから。
- バックヤードを裏庭と訳すベネズエラ関連の報道で、トランプの「中南米はアメリカのバックヤードだ」がどこでも「裏庭」と訳されている。
- 発酵というメタファーが嫌い自分の考えが育っていくことを「発酵」で語る言い方——頭のなかに放り込んでおけば2、3年経って勝手にいいアイデアになる——が少し前に流行った。
- 話が収斂に向かってしまう複数人で喋ると、絶対に誰かがちょっと違和感を持ったり引っかかったりする。
- パラグラフパッド福尾が書くときに一番困るのは、あるところまで書けてそのセンテンスをどう終わらせるか、一度終わってしまったセンテンスを次にどう始めるかという、すごく細かいところで手が止まってしまうこと。
- ハラスメントは引用されているジュディス・バトラー『触発する言葉』を福尾が紹介する。
- パルクール感没のソロ作品の、ワンループのサンプリングの上でわさわさラップするだけの曲について。
- 半角カタカナ論石破茂が「ねっとり」のミームになっている話から。
- 反か脱か非か、その次に異現代思想系の人がよく言うこと——破壊ではなく脱構築だとか、反戦ではなく非戦だとか(それは坂本龍一だが)。
- 番組の主役はどっちなのか二人で喋る番組で、主役はどっちなのかをTaiTanはずっと考えている。
- ハンドスピナーが中動態荘子itの中高時代の話。
- 引き受けた上で上乗せするのが批評ある人の活動のなかで批評的にもすごく突出しているところを、ベロンと剥がしてバカにする方向でいくのは批評性ではない、と荘子itは言う。
- びっくりさせながら読んでもらう10万字20万字の文章を読んでもらうというのは、それだけのコストを払ってもらうことだから、何らかの報酬系が刺激されないと読んでもらえない。
- 否定され力音楽批評はずっと同じ二項対立の揺り戻しばかりで、全然アウフヘーベンしていないのではないか、という話から。
- 人と人が喋るのは面白いソクラテス以来、古今東西のやつがずっとそう言っているのではないか。
- 一人の人間が持ってるバイブスなんて所詮それほど幅がない福尾が京都で15年ぶりに高校の同級生と会った話。
- 批評は最悪のものの肯定「置き引きは置き配の対義語である」という言葉遊びから。
- 批評を閉じたものと見なして批判する読書猿が唐突に「批評は偉そうでダメだ」という長文の、 明らかにAIで書いたと分かるnote記事を出した。
- 100年後の福尾匠にとっていいのか矢沢永吉が自分のことを「矢沢」と言う気持ちが少し分かってきた、と福尾。
- 標準語のタメ口で疑問文が言えない福尾が前々からずっと気になっていること。
- 標準語はフィクションの言葉標準語のタメ口の疑問文はどこかキャラクターっぽい、と福尾は言う。
- ひらがなの「まち」と「都市」企業が絡む企画では、絶対にひらがなの「まち」にしなければいけない という謎の暗黙のレギュレーションがある、とTaiTanは言う。
- ファクトとフィクションとフェティッシュ三つとも、ラテン語の「作る」という動詞から派生している。
- 不幸巧み福尾が温めている変名。
- ぶつかりおじさんの集まりだと思われているゲンロンでのイベントを前に、福尾が一つのキーワードとして考えていたこと。
- フットじゃなくてフッテージヒップホップはリアルを大事にするのだが、 リアルとそれを歌っている人間を結びつけるための道具は、 人から借りてきたものにするしかない——そこが裏腹で面白い、と福尾は言う。
- プライベートとパブリックは簡単に線引きできない日記はプライベートな文章、エッセイや小説や評論はパブリックな文章、と大雑把には分けられる。
- フリースタイルは別のスキル曲を書いてリリックを書いて曲を作るのとは、全く別のスキルなので、 やっている人はそのための練習をちゃんとしている。
- プロビゾワールは即興ではない暫定的道徳の「暫定的」はフランス語でプロビゾワール(provisoire)。
- 文章が二重で見える文章っぽいと言われることを、荘子itは狙いであり強みだと考えている。
- ベースとフレーバーフォームとコンテンツ(形式と内容)に代わって現代を支配している二元論。
- 別の文脈で着直す**喋るのと書くのは、単純に時間の流れ方が全然違う。
- 変なことが起こりそうな場所を作る福尾が斎藤環とのトークイベントで、文章の書き方として答えたこと—— **変なことが起こりそうな場所を作って、あとは書きながら考える。
- 暴力は被害者が生む濱口竜介の有名な議論として荘子itが持ち出す—— **暴力というのは被害者が生む。
- 報連相をごっちゃにするやつ報告・連絡・相談を一緒くたにしたまま「報連相が足りない」と言ってくる人への逆襲。
- 他の字と区別できればいい書家の展示で福尾が聞いて面白かったこと。
- 僕が興味深いと思うのは接続詞なしでガンガン書いていくのも好きだが、ありもしない接続を使うことがある、と福尾は言う。
- 補助輪を外す係福尾の厳しさを荘子itが言い当てる。
- ほっとくとこうなる収録前に、荘子itが2019年の『文芸』冬号に書いた文章が発掘された。
- ぼやっとした上手さにハマる必要なものが明確に分かるの裏返しとして福尾が言うこと。
- 本当に言いたいこと言いたいことの内容で勝負する局面ももちろんあるが、そんなにしょっちゅうはない。
- 本当の願いじゃない言葉反出生主義について、実存の側から荘子itが答えたこと。
- 本当の複雑さと読みやすさは違う『置き配的』について。
- 本当の無駄「無駄がいい」という話は、すぐ大落ちしがちだと荘子itは言う—— **年収数千万の広告系の人が言う「無駄が大事だよね」ではなく、 本当の無駄がやりたい。
- 本音を言ったことになるための手続き「そういう形式にしまわないと本音を言ったことにならない」ことの強引さのほうが気になる、と福尾は言う。
- 本物の木こりリスナーのハンドルネームが「本物の木こり」であることに荘子itが反応する。
- 麻婆豆腐ドリブン「ドリブン」をずっと「取り分」の連想で、一人総取り、全ての欲望がそれに収斂していくという意味に脳内変換していたことに最近気づいた、と荘子it。
- マイナーだから記述せざるを得ない庭師でもあり研究者でもある山内朋樹とのトークから。
- まず出会いがあって、それから社会的なものが入ってくる**本当はまず出会いがあって、そこから現実的で社会的ないろいろが入ってくる。
- 松岡正剛国風文化と中国的な文化が並存しつつ、どちらが優位かが入れ替わりながら歴史が進むという二軸の日本観を持っていた人として名前が挙がる。
- 真っ当に偉そうにすることを教えてくれる「批評は偉そうだ」への荘子itの返し。
- まとまる前提のないところで言う**「対話」は、最初から合意形成や手を取り合うことが目的化した 使われ方ばかりされている。
- 学べ、そして忘れろマイルス・デイヴィスの名言として荘子itが出す。
- 真ん中から書き始める文章を書くコツを訊かれて福尾が答える、常に意識していること。
- まんべんなさがいいことだと思わない「情報量が豊富で唖然となり、ついていけない」というリスナーへの答え。
- 見せ物小屋の看板だけ外に見せるこの番組をやりたいと思った理由として荘子itが挙げること。
- 密だからこそ余地が生まれる前の週に荘子itが言って、福尾が拾えなかったこととして持ち出される。
- ミルクラトー収録の冒頭で福尾が買ってきたのが、 荘子itの一番好きなスイーツであるミルクレープ(しかもクレームブリュレ味)だった。
- 無理やり希望がある感じにしないすべてをひっくり返すように福尾が言うこと。
- 目の前に作品があると記述しなくて済むアート関係の仕事で、対話型鑑賞をやってみたいという依頼を受けたが、福尾は最終的にその形は嫌だと言った。
- メンバーという名札深夜に松のやでカツ丼を受け取ったら、店員の名札に「メンバー」と書いてあったのがめっちゃ嬉しかった、と福尾。
- 物語がインストールされる福尾は小6くらいまで「物語」というものの存在が分からなかった—— それまではめちゃくちゃフィジカルで断片的な世界をひたすら生きていた。
- モノリンガルラップの豊かさバイリンガルのラップは面白いが、 **バイリンガルが二人いる中に一人モノリンガルがいると、 それはそれで独特な個性に見えてくる。
- 屋根と根遊就館の中ほどに改修工事のときの靖国神社の屋根が置いてある。
- 予測変換を紙でやるパラグラフパッドの要点は、パソコンの予測変換の代わりに、自分の頭が勝手に予測している次の文章を紙に書き出すところにある。
- 余白を指定する長谷川あかりのレシピの末尾に 「ブロッコリーや菜の花を入れても美味しいと思うので、 レシピの余白を楽しんでください」と書いてあった。
- 読みづらいのに読ませる三宅香帆が、村上春樹の文章はリズムが気持ちいいと言っていた——5文字5文字5文字7文字6文字、というふうに同じ文字数の単語が並んでいて、言葉の文字数でリズムを作っているからすごく読みやすい。
- ライスワークとライフワーク飯を食うための仕事と、人生のための仕事・生きがい—— その二分法が全然好きじゃない、と福尾は言う。
- ラップは確認であるコンスタティブとパフォーマティブの話から。
- 理念っぽいものをバンと投げない**脱成長は理念として分かりやすいし、正当性も理解できる。
- リレー走かハンマー投げか連載を一冊の本にするとき、 普通は「第何回」を「第何章」に置き換える。
- レディオヘッドとエアヘッドエアヘッデッドネスとレディオヘッドの続きとして、 荘子itが二週間かけて考えてきたこと。
- わざと空気を読まない福尾が半分意識的にやっていること。
回
- 報連相への逆襲2026年8月31日
- 人生劇場2026年8月10日
- 否定される力2026年6月29日
- 宇宙人、恐竜、リムレスメガネ2026年6月1日
- とはいえ2026年5月25日
- 文字通りのウォーキズムに抗して2026年5月18日
- 「荘子it」と「福尾匠」2026年4月13日
- Yeと疎2026年4月6日
- レディオヘッドと頭空っぽ2026年3月30日
- 書き方と悪魔の話2026年2月23日
- 声をかける/声を当てる2026年2月16日
- ADHD原論2026年1月12日
- すべての質問に答える2(前編)2025年12月22日
- 疎の話2025年12月8日
- 言語化とか宗教とか2025年11月24日
- 秋の虫2025年11月10日
- PTAからの卒業2025年10月27日
- 「男性どうしでお茶いけない問題」について考える2025年10月20日
- 国家と近所2025年9月1日