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記号が現象に還元され直す

きごうがげんしょうにかんげんされなおす

アルフレド・ジャー『広島広島』の終わりについて。

初出
レディオヘッドと頭空っぽ(2026年3月30日)

番組より

記号が現象に還元され直すっていうかさ。一回記号として捉えられたものが、記号の言葉遊び、楕円が真円になり扇風機になりっていうとこまでは遊びなんだけど、その先の扇風機で出力されるもので。

記号化すること、抽象化するって頭いいことっぽいけど、その抽象化する時点では結構頭いいことなんだけど、それをもてあそび始めるとそれ自体が結構頭空っぽ性を持ってる。

この項目について

上から見た原爆ドームの楕円が、あるフレームで真円にデフォルメされ、 それが車輪のように回り出し、扇風機のイメージに重ねられる—— そこまでは記号の言葉遊び。 だが最後に扇風機が実際に回って、鑑賞者に風が吹きつけられる。 荘子itはそこを肯定する—— 一回記号化されてしまうのはこの世のどんなものもそうだが、 その記号がどこかのタイミングでパッと実を結んで、 何か現象として感じられることになる。 そして記号化・抽象化する時点は結構頭のいいことなのに、 それをもてあそび始めると、それ自体が頭空っぽ性を持つとも言う。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

この項目に言及している項目