非同期の音楽
ひどうきのおんがく
坂本龍一の『async』について、荘子itが最近になって響いてきたこと。
番組より
非同期の音楽ってめちゃめちゃ、普通にしてたら今ない、音楽の中にないものなんだっていうのを最近より感じて響いてきてますね。
音楽の中でそういう呼吸と空気で合わせているみたいなことをあんまり取り入れようとして、いわゆる作品とか曲の外部のパフォーマンスをそういうことできるけど、曲の中にそれが盛り込まれているものってあんまりない。
この項目について
出た当時は「非同期がいい、なんて普通のことでは」と思ったが、 クリック音も打ち込みも使っていなくても、 いま存在するほとんどの音楽が同期をベースに作られている。 音楽は同期の音楽として進化してきたのだから、 非同期の音楽は、普通にしていたら今ないものなのだ、と。 獅子舞の周りで演奏している人たちは呼吸だけで合わせている。 音楽を聞く観客の反応は思い思いだが、 音楽の中で呼吸と空気で合わせているものは、あまり取り入れられていない—— 曲の外のパフォーマンスではできても、曲の中に盛り込まれているものはあまりない。 録音芸術の宿命かもしれない。一回性のほうに重きがあるから。 福尾は「形としては同期していない音楽でも、 聞く側が勝手に同期しちゃうパターンもある」と付け加える。
この項目が出てくる回
関連項目
- 密な人だと思い込んでいた頭空っぽ性は疎密にもかなり近い対立だが、別の言い方をすると違う話になるかもしれない、という意図も込めている。
- 密な人が話しかけてきたら怖い密なやつがやってくる、という怖さ。
- ゴテゴテしているが馴染んでいる家具の音楽と言っても、全てがIKEAのように馴染んでいるという話ではない。
- レディオヘッドとエアヘッドエアヘッデッドネスとレディオヘッドの続きとして、 荘子itが二週間かけて考えてきたこと。
- 記号の波が通り過ぎただけゲスト回で、荘子itが一瞬だけわけの分からない記号の羅列を早口で言った。
- 密なのは被害者の側記号の波が通り過ぎただけから、荘子itが対を裏返す。
- エアリプは受信した側が成立させる本人にエアリプをしようというつもりが全くなくても、 エアを察知する人間が一人でもいれば、もうそれはエアリプなんだ—— 福尾がそう言い、荘子itが乗る。
- そこになかったらないですねEverything In Its Right Place の反対語は 「そこになかったらないですね」—— 誰かがXで言っていたのが面白かった、と荘子itが紹介する。