善意は必ず罰せられる
ぜんいはかならずばっせられる
ドゥルーズの言葉として福尾が挙げる。
番組より
ドゥルーズも、善意は必ず罰せられる。
赤ちゃんにとってはお母さんに近づくってことと、お母さんを破壊するってことが同じこととして起こるんだよね。だから善意は必ず罰せられるっていうことになる。
この項目について
なぜ善意が必ず罰せられるかというと、 発達段階のどこで善意が宿るかを考えると、 母への同一化、自分にとっての理想像・完璧な対象への至れなさから、 善意という理想像が生まれる。 だが赤ちゃんにとっては、 お母さんに近づくこととお母さんを破壊することが、 同じこととして起こる。 それは大人になっても一緒で、 だから 「いいことをやってるっぽさ」でブランディングは絶対にしないようにしたい、 と続く(いいやつだと思われたら終わり)。 荘子itは「怖すぎる。なんだその世界観」と受けつつ、 「善意は必ず罰せられる、熱い」と言う。
この項目が出てくる回
関連項目
- 修行してから世に出ようとするな福尾がフィロシャピーのエッセイ講座でよく言うこと。
- 通念のフィルターに自分を通す変な操作内向的か外向的か、という世に言う通念——常識のようなもの——があって、それに一度自分を通してみて、どちらになるかを見る。
- 質問で最後に大きく転ぶ仕込みかと思うくらい、質問によって話が最後に大きく転んで大テーマにたどり着くことが結構ある。
- 反か脱か非か、その次に異現代思想系の人がよく言うこと——破壊ではなく脱構築だとか、反戦ではなく非戦だとか(それは坂本龍一だが)。
- そこからその結論が出てくるのか福尾が荘子itについて言うこと—— **一個一個の言っていることはすごくよく分かるし共感する部分も多いのに、 次の一歩がどこに行くかが常に分からない。
- 自認は自分にしか分からないはず「自認レゼ」のように、他人の自認を勝手に当て込んで言う—— それは言うまでもなく失礼だし、めっちゃ変な気がする、と福尾は言う。
- ADHDの身体をプレイしている2〜3時間かける詳しい検査を受けて診断が下りている。
- 嫉妬は他人に貼り付けられる私的言語「令和人文主義への批判は結局は嫉妬なのでは」というリスナーの問いに答えて。