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批評はステルス化する

ひひょうはすてるすかする

批評能力は、もっともらしい批評文を書くという形では達成されなくなっていくのかもしれない。

初出
失われたキモさを求めて(2026年2月2日)

インタビューをしたときにちゃんとしている、喋るときに思索の跡がちゃんと見えてくる——批評文は書かなくても批評的思考の積み重ねが分かる、という形で。「最終段階ではできるやつとできないやつみたいなことになっている問題」。荘子itは、上がってきたインタビュー原稿が「は?」となることがある、と率直に言う。情報を取捨選択する感覚が人間にはあるのだ、ということが、それがない原稿を見たときに証明されてしまう。福尾は、黒嵜想の話——こちらが投げた言葉に相手が聞いたことのない言葉を返し、お互いが自分の使ったことのない言葉を使い始めて、その場限りの用語法が立ち上がる。そこで起きているのが批評的なことだ——を引き、そこまで抽象化すればインタビューでも何でもいい、と言う。

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