状況がまず嘘みたいなところから本当のことが立ち上がる
じょうきょうがまずうそみたいなところからほんとうのことがたちあがる
日本人としてラップをやっているのは相当変な状況で、 それで本当のことを言えるわけがない——という没の言葉を受けて、荘子itが返す。
番組より
俺もやっぱ日本人としてラップやってるって相当変な状況だから、なんかそれで本当のこと言えるわけないじゃんみたいな。
本当のことを言うっていうのはただ内容本当のこととかじゃなくて、言い方フォームとか全てを含めて本当のことって形成されるわけで、そういう意味でも状況がまず嘘みたいなところから本当のことって立ち上がる。
この項目について
本当のことを言うというのは内容だけの話ではなく、 言い方やフォームまで全てを含めて「本当のこと」が形成されるのだから、 状況がまず嘘みたいなところから本当のことが立ち上がるしかない。 そしてそれは日本語ラップに限らず、 世界のありとあらゆる領域がそうなっていくものだと思うから、 本質的にはそれと向き合うしかない。 没は、その向き合いをできていた先人として浜田省吾の「J.BOY」を挙げる。
この項目が出てくる回
関連項目
- 言語化しようとしていない頭が悪いのか何なのか分からないけれど、 自分の人生をそんなに言語化しようとしていない、と没は言う。
- 映画音楽は一切サンプリングしていない映画音楽っぽい、映画っぽいと言ってくる人が多い。
- 二回目の質問をしなければいけない「トラックスマンだよね」と言えば自分たちには通じるが、 そう言われても二回目の質問をしなければいけない人のほうが多い、 と荘子itは言う。
- 一行一行で揺れる自己開示という言い方はあまり好きではない、と荘子itは言う。
- 文章が二重で見える文章っぽいと言われることを、荘子itは狙いであり強みだと考えている。
- 21世紀とフェイスオフ没のリリックの一行。
- 無駄で繋がっている喧嘩もいっぱいしたが、もう今更言うこともない——という流れで。
- 記録に残らないものを記録する没のリリックに「早すぎて記録に残らない映像」という一行がある。