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置き配写真館の構造的な問題

おきはいしゃしんかんのこうぞうてきなもんだい

自分の家に届く置き配写真は、毎日歩いている玄関先を無造作にピンボケで撮った写真が急に送りつけられてくるという、めちゃくちゃ不気味で変な体験だ。

初出
『置き配的』宣伝会議(2025年12月1日)

だが他人の家の置き配写真になると、そのインパクトがかなり目減りしてしまう。抽象的なリミナルスペース的なものになってしまうが、本当は「見慣れていたはずのものが意表をついた撮られ方をしているときのちょっとしたホラー感」こそが重要だった、と荘子itは分析する。これは「他人の夢の話は面白くない」——自分がこんな夢を見たということに自分が一番驚くのであって、他人には前提が分からない——のと同じ構造。

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