イン・ザ・メガチャーチ書籍
いんざめがちゃーち
推しのアイドルが自殺してから陰謀論にはまっていく人物、 洋楽担当だった元レコード会社の父、その父の期待に応えて海外志向のキャラを 演じてきた娘——3人が全員、宗教的な熱狂を一歩外から見ているのに、 それぞれ「視野狭窄だと分かっていても、これ
推しのアイドルが自殺してから陰謀論にはまっていく人物、 洋楽担当だった元レコード会社の父、その父の期待に応えて海外志向のキャラを 演じてきた娘——3人が全員、宗教的な熱狂を一歩外から見ているのに、 それぞれ「視野狭窄だと分かっていても、これをやるしか幸せになる方法がない」 というモードに入っていき、最後に合流してカタストロフを迎える。 推し文化を分析して終わりではなく突きつけてくる、と荘子itは評価する。 荘子itの読みでは、娘のほうも「好きなものを好きと言えない環境」によって 自分の人生が何だったのか分からなくなり、そこから信じるしかないモードに入る。
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関連項目
- 言語化と対比すべきはお気持ち「言語化」という言葉は、人を褒めるか自分をけなすかのどちらかでしか使われない (「言語化能力は私にはあります」と言う人はいない)。
- 言葉にすることが考えることだ「言語化」という枠組みでは、まず内面に気持ちがあって、それを言葉に変換する、 という順序が前提になる。
- 聖なる価値柳澤田実の連載「ポップカルチャーと聖なる価値」のキーワード。
- 私たち性の不在柳澤田実が「デサイロ」で荘子itと組んだときのテーマ。
- 考察と批評三宅香帆『考察したがる若者たち』を受けて。
- 出口ではなく糸口「この状況は閉じている」と言った直後に「でも私はそこから出ています」と 続けてしまう身振り——哲学がやりがちなこと。
- もっと手前にある何か福尾のエッセイ講座のグループ面談で起きたこと。
- できるようになることを教えるつもりはない福尾は面談をやってみて「文章を書くのを教えるのがめっちゃうまいかもしれない」 と思った。