純子ネバーダイ漫画
じゅんこねばーだい
荘子itの妻が担当編集をしている漫画家・地球のお魚ぽんちゃんがネットに出した40ページほどの短編。
ヤクザがネットでバズって、それ以来そのヤクザをネットストーキングしているおばさんが主人公。リップを飛ばしたら返ってきて、縦読みするとメッセージがあり、会いに行ってしまう——とっぴなあらすじなのに一つひとつがめちゃめちゃ面白い。リアリティラインがどこにあるのか不明なまま、最後はきれいに丸く収まる転がり方をしていて、荘子itは「マジックリアリズム的と言いたくなる」と評する。無課金おじさんや推し文化のような時事ネタを取り入れることでむしろリアリティを逸脱した表現になっているのが面白い、とも。
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関連項目
- 立ち上げ恐怖症福尾が自分の症状として言い出す。
- 行くまでの道中も含めて鈴木忠志の演劇を利賀村まで見に行くことについて。
- 知っている人間がこんなふうに見える大学1年生のとき、TaiTanたちが劇団の1年生公演をやったのを見て、涙が止まらなかったという話。
- 世界は病院である鈴木忠志の演出の特徴は車椅子演劇で、役者がみんな車椅子で移動する。
- 3割打者と2割5分打者福尾が最近落ち着くのは、自分に全然関係ない世界のことを解説しているYouTubeだという。
- 知らないことがいいことでも悪いことでもない状態靖国の話をしたり日本の話をしたりしていて、「大事だと思って喋っているんだけど、本当かな」とふと思ってしまう、と福尾。
- 淡々と人が喋っているのを聞いていたいコテンラジオやゆる言語学ラジオのような教養コンテンツが来ているのは、教養の復権という話ではなく、ある程度長い、変な高低のないコミュニケーションをずっと聞いていられるということでしかない気がする、と福尾。
- 遡って見つけたものを起源として祀らない日本的なものを求めて考え抜いた末に、素朴に右派的な結論に行ってしまう——中島岳志の縄文の本も、國分功一郎の『原子力の哲学』も、その解毒作用の本として読める、と荘子it。