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サイボーグ宣言書籍

さいぼーぐせんげん

ダナ・ハラウェイの文章。

初出
過保護と放課後(2026年7月20日)

サイボーグになることにポジティブな可能性を見出す論考なのだが、福尾が『置き配的』で批判しているのはその結び方だ。最後の最後に、アジアの工場で毎日コンピューターの基盤にはんだ付けをしている女性労働者の描写が出てきて、それが新しいエクリチュールの可能性なんだ、と言って終わる。ヨーロッパやアメリカの白人女性が来たるべき21世紀の新しい人間のあり方を描くときに理想化されるのがアジアの女性の工場労働者だという——「めっちゃ残酷だな」。その一番えぐい形で露出しているオリエンタリズムはスキップされたまま、発酵やコンポストの、微生物と人間の調和的な関係を語るいい人として流通していく。

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