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誰も薬の話をしない

だれもくすりのはなしをしない

ケアや精神分析の2020年代的な消費のされ方を見ていて不思議なのは、誰も薬の話をしないことだ、と福尾。

初出
過保護と放課後(2026年7月20日)

番組より

誰も薬の話しないの。斎藤環さんもそうだし松本卓也さんもそうだし。めっちゃざっくりケアをひらく的な文脈の中で薬の話って全然されなくて。

実際医療の現場では薬で治すのがメインのはずなんだよ。でも人文書っぽい精神医学寄りのものを読んでると、誰ももはや薬を処方してない世界みたいなものがあるような気がしちゃうんだよね。

この項目について

斎藤環も松本卓也も、ケアをひらく的な文脈の中で薬にはほとんど触れない。他方で音楽やコンテンツを語るときにはセロトニンだドーパミンだと、めっちゃ情動の話をしている。その住み分けが不思議だ、と。実際の医療の現場では薬で治すのがメインのはずなのに、人文書寄りの精神医学を読んでいるともはや誰も薬を処方していない世界のように見えてくる。荘子itは、斎藤環の本を読んでスタックが解除される感じがして近所の診療内科に行ってみたら顔を見てチラッと、で処方薬が出てくる、というギャップを挙げる。福尾は、彼らが身体性というときの身体性が狭いとも言う——温かみのあるヒューマンなものが育まれる土台としての身体性は語られるが、「薬を飲んだら変わるよね」というドライで冷たいほうも身体性のはずなのに。

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関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

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