旨味に特化したパンチェッタ
うまみにとっかしたぱんちぇった
福尾の日記でパンチェッタの話を読んで以来、荘子itも自宅で作るようになった。
そのまま食べる用の塩豚・塩麹豚とは別に、旨味の抽出に特化したカチコチのパンチェッタも作る。パスタでニンニクと唐辛子を油で炒めるときの「旨味が注射されている」感じに、自家製のパンチェッタを入れると、その旨味成分を自分が塩漬けして生み出しているから、無から旨味を作り出している感じがする。野菜を切るのはそんなに好きではないのに、油に旨味を引き出している瞬間が一番好き。ビーフシチューには、ブロッコリーの芯もキノコもコンソメもオイスターソースもカレーも「カレーにならないギリギリ」まで入れる——ギャルが大量の美容液を投入するようなもので、どれが効いているのか分からないオーバーキルこそが気持ちいい。
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関連項目
- 家具の音楽フランス語で家具は meuble、英語の mobile に対応する「動かせるもの」である。
- 自分が作ったものが自分を別のところに連れていく物を作って出したときに一番面白いのは、自分が作ったものが自分を別のところに連れていってくれるという感覚だ、と福尾は言う。
- ヒップホップは家具の音楽Madlib のレコードを部屋で流すと、めちゃくちゃ溶け込む。
- 切断性が大事負のループに入ってしまうと、その感情の動きの連鎖のなかに身を置いたまま、ずっと鬱状態から出られない。
- 家具とは動かせるものドゥルーズが二項対立を「家具みたいなもの」と喩えていることについて。
- 料理は可逆的である長谷川あかりのレシピは調理前の材料を鍋に突っ込んだだけの写真を上げて「あかり信じてるぞ」と言うミームが生まれるくらい、「これいけるの?」という手順で美味しくなる。
- ゴドーが来ると分かっている状態でゴドーを待つ深夜1時の横浜スタジアムの敷地内で、キャンプ用の椅子に座り、電子タバコを片手に、ドリンクホルダーにビールを入れてスマホを見ている朝まで何かを待つおじさんについて。
- 気分のランダムネスを手放さない料理も、ファッションも、音楽も、家具のように自分の生活の周りにあって、今日はこれを聴こう、これを作って食べよう、これを着て出かけよう、と気分に合わせて素直にできること。