ヒップホップは家具の音楽
ひっぷほっぷはかぐのおんがく
Madlib のレコードを部屋で流すと、めちゃくちゃ溶け込む。
番組より
俺にとってヒップホップって結構家具の音楽感があるっていうか。Madlibとかのさ、レコードをさ部屋で流してるとめちゃめちゃ溶け込むんだよね。
箱庭に収められた、レコードの中に収められた音の万華鏡が、でも部屋のBGMとしても機能してるみたいな。
この項目について
でも中で鳴っている音は、古今東西のいろんなものをサンプリングした奇っ怪な音楽なのだ、と荘子itは言う。それをシアターで、ワーグナー的なオペラの荘厳さのなかで聴くのではなく、箱庭に、レコードのなかに収められた音の万華鏡が、そのまま部屋のBGMとしても機能している。かといってヨガのときに聴く音楽ではない。そこが家具の音楽感がある。アンビエントが空気だとすれば、家具はもっとごちゃごちゃした固体である。福尾はそれを癖の話でもあると受け、サティの『ヴェクサシオン』——耳障りなメロディをひたすら繰り返す曲——を挙げる。
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関連項目
- 家具の音楽フランス語で家具は meuble、英語の mobile に対応する「動かせるもの」である。
- 自分が作ったものが自分を別のところに連れていく物を作って出したときに一番面白いのは、自分が作ったものが自分を別のところに連れていってくれるという感覚だ、と福尾は言う。
- 切断性が大事負のループに入ってしまうと、その感情の動きの連鎖のなかに身を置いたまま、ずっと鬱状態から出られない。
- 家具とは動かせるものドゥルーズが二項対立を「家具みたいなもの」と喩えていることについて。
- 料理は可逆的である長谷川あかりのレシピは調理前の材料を鍋に突っ込んだだけの写真を上げて「あかり信じてるぞ」と言うミームが生まれるくらい、「これいけるの?」という手順で美味しくなる。
- ゴドーが来ると分かっている状態でゴドーを待つ深夜1時の横浜スタジアムの敷地内で、キャンプ用の椅子に座り、電子タバコを片手に、ドリンクホルダーにビールを入れてスマホを見ている朝まで何かを待つおじさんについて。
- 気分のランダムネスを手放さない料理も、ファッションも、音楽も、家具のように自分の生活の周りにあって、今日はこれを聴こう、これを作って食べよう、これを着て出かけよう、と気分に合わせて素直にできること。
- 夜中に走りたくなることをAIに相談したそうしたら「それは完全に」と言われた。