気分のランダムネスを手放さない
きぶんのらんだむねすをてばなさない
料理も、ファッションも、音楽も、家具のように自分の生活の周りにあって、今日はこれを聴こう、これを作って食べよう、これを着て出かけよう、と気分に合わせて素直にできること。
番組より
気分っていうものの奔放さっていうか、なんか本当にランダムネスみたいなものをいかに手放さないかっていうか、それを無理にコントロールしようとしないかみたいな。
この項目について
それは生活を大事にするということでもない——雑なときは雑でいいし、そういう雑な気分なのだから。気分の奔放さ、ランダムネスをいかに手放さないか、無理にコントロールしようとしないか。荘子itは「批評や考察より感想を守る、という話と同じ」と受ける——拠り所にする権威も客観性も後ろ盾にせず、その気分・感情・感想自体を肯定する。福尾は、落ち込んでいるときは自分の気分にちゃんとアジャストできなくなる、と続ける。だからこそ切断性が大事。
この項目が出てくる回
関連項目
- 家具の音楽フランス語で家具は meuble、英語の mobile に対応する「動かせるもの」である。
- 自分が作ったものが自分を別のところに連れていく物を作って出したときに一番面白いのは、自分が作ったものが自分を別のところに連れていってくれるという感覚だ、と福尾は言う。
- ヒップホップは家具の音楽Madlib のレコードを部屋で流すと、めちゃくちゃ溶け込む。
- 切断性が大事負のループに入ってしまうと、その感情の動きの連鎖のなかに身を置いたまま、ずっと鬱状態から出られない。
- 家具とは動かせるものドゥルーズが二項対立を「家具みたいなもの」と喩えていることについて。
- 料理は可逆的である長谷川あかりのレシピは調理前の材料を鍋に突っ込んだだけの写真を上げて「あかり信じてるぞ」と言うミームが生まれるくらい、「これいけるの?」という手順で美味しくなる。
- ゴドーが来ると分かっている状態でゴドーを待つ深夜1時の横浜スタジアムの敷地内で、キャンプ用の椅子に座り、電子タバコを片手に、ドリンクホルダーにビールを入れてスマホを見ている朝まで何かを待つおじさんについて。
- 夜中に走りたくなることをAIに相談したそうしたら「それは完全に」と言われた。