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世界は病院である

せかいはびょういんである

鈴木忠志の演出の特徴は車椅子演劇で、役者がみんな車椅子で移動する。

初出
立ち上げ恐怖症(2025年9月22日)

番組より

コンセプトとして鈴木忠志が世界は病院であるみたいな、全てがなんか人間全て精神病で、この世界っていうのも精神病棟みたいなものだという見立てで演劇を成立させてるわけで。

この項目について

アクロバティックで雑技団的でもあるのだが、絵的な面白さだけが理由ではない。世界は病院である——人間はすべて精神病で、この世界も精神病棟のようなものだ、という見立てで演劇が成立している。『世界の果てからこんにちは』では、戦後日本の老人ホームと所長のやり取りが断片的に描かれる。今日の献立がどうだったとか、所長だけいいものを食べているとか、アメリカではこうなのに日本ではこうだとか、コミカルなやり取りの要所要所に戦後日本人の精神性が垣間見え、靖国史観のようなものを滔々と語り出す人物も出てくる。荘子itはその手触りをアレクセイ・ゲルマンの映画に喩える——物語として一貫していなくても、何を書こうとしているかは分かる。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

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