淡々と人が喋っているのを聞いていたい
たんたんとひとがしゃべっているのをきいていたい
コテンラジオやゆる言語学ラジオのような教養コンテンツが来ているのは、教養の復権という話ではなく、ある程度長い、変な高低のないコミュニケーションをずっと聞いていられるということでしかない気がする、と福尾。
番組より
淡々と人が喋ってるのを聞いてたいみたいな、あると思うんだよね。
この項目について
金を稼げとか、あいつが悪者だとか、押しの強いコミュニケーションではないものを聞いていたい。荘子itはヨーロッパ史の動画を見ていると淡々と大虐殺や戦争が語られていくことに気づく——それでいいのかという感じもするけれど、フラットに語られていくことの安心感がある。現実に疲れたからではなく、むしろそれをフラットに語れる表現が今あまりないことにも起因しているのかもしれない。福尾は「この番組の需要も一部そこにあると思う」と言う。
この項目が出てくる回
関連項目
- 立ち上げ恐怖症福尾が自分の症状として言い出す。
- 行くまでの道中も含めて鈴木忠志の演劇を利賀村まで見に行くことについて。
- 知っている人間がこんなふうに見える大学1年生のとき、TaiTanたちが劇団の1年生公演をやったのを見て、涙が止まらなかったという話。
- 世界は病院である鈴木忠志の演出の特徴は車椅子演劇で、役者がみんな車椅子で移動する。
- 3割打者と2割5分打者福尾が最近落ち着くのは、自分に全然関係ない世界のことを解説しているYouTubeだという。
- 知らないことがいいことでも悪いことでもない状態靖国の話をしたり日本の話をしたりしていて、「大事だと思って喋っているんだけど、本当かな」とふと思ってしまう、と福尾。
- 遡って見つけたものを起源として祀らない日本的なものを求めて考え抜いた末に、素朴に右派的な結論に行ってしまう——中島岳志の縄文の本も、國分功一郎の『原子力の哲学』も、その解毒作用の本として読める、と荘子it。
- 鬼滅の刃とシャーマンキングの違い『鬼滅の刃』は、古き良き日本的なものと近代化・個人主義の波が同時に来ている大正時代を舞台にしていて、鬼舞辻無惨たち鬼は西洋風の格好をした不老不死=個人主義の極北、炭治郎たちは仲間や家族のために戦うというイデオロギー闘争として読める。
となりで喋られていたこと
韻を踏んでいること
- プライベートとパブリックは簡単に線引きできないiieiai・日記はプライベートな文章、エッセイや小説や評論はパブリックな文章、と大雑把には分けられる。
- 文化の盗用はゼロにできないieiai・アプロプリエーションという語自体はネガティブでもポジティブでもなく、 どこかから持ってきて使うということなのに、 日本語の「盗用」には盗むというネガティブな語が入っている—— その含意のすれ違いもある、と福尾は言う。
- 映画音楽は一切サンプリングしていないieiai・映画音楽っぽい、映画っぽいと言ってくる人が多い。
- 言語化しようとしていないieiai・頭が悪いのか何なのか分からないけれど、 自分の人生をそんなに言語化しようとしていない、と没は言う。
この項目に言及している項目
- 靴ひもにGショック近所を散歩していたら、前をものすごく腰の曲がったおじいさんが歩いていた。
- 区民ホールの子供向けの舞台王様の耳はロバの耳、星の王子さま。
- 純子ネバーダイ荘子itの妻が担当編集をしている漫画家・地球のお魚ぽんちゃんがネットに出した40ページほどの短編。
- 世界の果てからこんにちは鈴木忠志が率いるSCOTが、富山の利賀村で毎年やっている演劇祭のメインの野外劇。
- 八月の光どうしても入ってこなくて途中でやめていたが、読み直したらとんでもないと思った。
- 前からも後ろからも読める絵本荘子itが覚えている絵本に、右から読むと青鬼の視点、左から読むと赤鬼の視点という、戦争をモチーフにした作りのものがあった。
- ランダムに日記に飛ぶボタン3年分の日記を丸ごと一冊にする本の企画が動き出した。