貧しさに基づくプラグマティズム
まずしさにもとづくぷらぐまてぃずむ
プラグマティズムには、貧しさに基づくものと豊かさに基づくものがある。
番組より
僕の中では、その貧しさに基づくプラグマティズムと、豊かさに基づくプラグマティズムがある。
スリッパをドアストッパーとして使っちゃうとかさ。今スリッパしかないから、スリッパをドアストッパーにするっていう発明が起こるわけじゃん。でも家にスリッパもドアストッパーもあったら、それはドアストッパーをドアストッパーにするよっていう、何も生まれないわけ。
間違っていいのも対話自体が大事なのも、豊かだからそう言えるっていうことだと思うんだよね。
この項目について
貧しさに基づくプラグマティズムは、今スリッパしかないからスリッパをドアストッパーにする、という発明——家にスリッパもドアストッパーもあったら何も生まれない。哲学のプラグマティズム(間違ってもいい、対話自体が大事)は豊かさ前提で、間違っていいのも対話が大事なのも、豊かだから言えること。美術館の石ころや小便器を「物自体いいっすね」と愛でるのも豊かさに支えられていて、被災地の瓦礫を燃やして銭湯をやるあみだ湯の方は足りなさに基づく発明だから、リアルでグッとくる。荘子itの1stアルバムがビートとラップだけなのも、自分にできることの貧しさから出発した方が誰もやっていないことになるから。ノーランが巨大セットを実際に作るのは、金持ちなりの有限性。
この項目が出てくる回
関連項目
韻を踏んでいること
- それぞれ勝手にやっているからやりとりが発生するeiuu・葉山莉子がTinderでマッチした相手に日記を送っていた——一番多いときは同時に100人へ——という話から福尾が引き出した形。
- ちょうど間にいるあり方をその都度発明するeiuu・逆張りをするのでもなく、何気にそこにいるということでもなく、ちょうど間にいるようなあり方が、その都度発明されるべきだ、と荘子itは言う。
- 無価値な思い上がりに価値があると証明するeiuu・受注仕事だけをして、それをまとめて作品集として出せばいい—— そういうミュージシャンもいる。
- リレーされることまで含めて芸術eiuu・社会的な意味の全くないものにすごくこだわりを持って、そこの差異を美的に判断できるようになっている——それが結構人間の、というところから。
この項目に言及している項目
- 足を揉み合ってみた映画批評最高会議『急に具合が悪くなる』回のサムネ撮影で、劇中の民間療法を真似てお互いの足を揉んでみたら、こんな簡単に気持ちよくなれるのか人間って、というくらい一瞬でセロトニンが到来した。
- 死ぬ前にパンツを脱ごう堀大輔の7日間配信の5日目、居直りムーブに入った夜に本人がパンツを脱いでいるのを忘れて風呂に入り全部映ってしまった——そうしたらアンチが一人もいなくなり、ホモソ的なノリにガラッと変わって、翌日にはしみけんとコラボしていた。
- しゃっくりは両生類の名残稽古で体から始めてみて出てきた話。
- セブンイレブンという機械に接続される荘子itはカフェインをやめて調子がいいが、福尾はセブンカフェ依存症——家の最寄りでコーヒーを入れて帰るのが快楽になり、出先でもセブンがあったら買ってしまう。
- 蕎麦で動いている事務所の近くの蕎麦屋が実は美味しくて、2日連続で通っている。
- 誰も突っ込まなかった批評家廃業宣言佐々木敦は5、6年前に批評を辞めると言って『批評王』という本を出した——のに、誰も突っ込まず、いつの間にか戻ってきて、気づいたら批評の学校を始めますになっていて、一回やめたことはずっと宙に浮いたまま誰も覚えてすらいない。
- 唱えるだけで気持ちいい名前フッサールは「吹けば飛ぶような現象だけ」みたいな名前で、そのあとハイデガーという本物が来た——しかもHUで始まる哲学者は珍しく、フランス語読みだと誰だか分からなくなる。
- 町屋良平荘子itが面識もないのに人生劇場のリリックに登場させた小説家。
- ミルクレープが銀河の唯一の希望荘子itの誕生日に買ったコンビニのミルクレープを、TaiTanも、ブッキーも、朝吹真理子も食べて美味しいと言っていた——ブームの火付け役になってしまった。
- ロールシャッハテスト元夫婦として子育ての関係を保つために受けたカウンセリングで、ロールシャッハテストを受けた話。