2ターン以上の会話
にたーんいじょうのかいわ
福尾は子供の頃、2ターン以上の会話をした記憶がほぼないと言う。
番組より
2ターン以上の会話をした記憶っていうのがほぼないよ。会話ってもう一発ずつで終わるもんでしょみたいな感じ。
その最小単位の一番1個目のレイヤーだけである意味全部完結してる世界っていうか、2層目3層目ってあるんだみたいなことを気づくのがめちゃめちゃ遅かった。
この項目について
会話はもう一発ずつで終わるもので、 編んでいくものというイメージが全然なかった。 サッカーでも、パスと言ってパスが来る、来なかったら怒る、 という2択をやり続けているだけで、 「なぜパスしなかったか」は発生しない。 ウィトゲンシュタインの言語ゲームの最小単位—— 「トンカチ」と言ったらトンカチが出てくる—— その1層目だけで、ある意味すべてが完結している世界。 2層目3層目があるんだと気づくのがめちゃくちゃ遅かった。 だから、ハリー・ポッターで急に本が面白くなったのは 「2ターン以上続いているぞ、この先があったんだ」というびっくりだった。
この項目が出てくる回
関連項目
- 食べた方がいいと、何かしなきゃいけないのあいだ朝起きてから15分か20分、食べた方がいいということと、まだこれができていないということのあいだで、永遠にどちらにもたどり着かずに行ったり来たりする。
- 自然言語の外側で返す物語を語ることも、折り紙を作ることも、自然言語の外側で日常の会話やコミュニケーションを返しているのではないか、という話。
- 憧れ消費とパーツ買いブランドのルック写真で完璧な世界観を見せられると、 福尾は 「そのうちの1個のズボンしか買わないんだから、それできないってことですか」 と逆に圧を感じる。
- クリシェを部分的に自分に許すなぜそんなに書けるのかと訊かれた小説家が答えたこと—— **ここはクリシェでいい、というポイントをどれくらい配分するかで加速させていく。
- リソースが有限だから生まれるまばらさ金もスタイリストもほぼ無限にあれば、最後までこだわりきって世界観を作れる。
- 休符も音符と同じくらい意味を持つ音楽家二人のポッドキャストで「音楽は密だ」と言われて、 荘子itがいい指摘だと受けたこと。
- 音数が少ないのは意図であって意味ではないカニエの音数をめぐる論争について荘子itが言うこと—— **単に音数が少ないというのは意図の話であって、 それ自体が意味だということではない。
- 音楽は密でも嫌じゃない**言語的なものだと、密だとイコール「ちょっといいです」になってしまう。