火の花映画
ひのはな
南スーダンに派遣された元自衛隊員が、実際に起きた戦闘とその隠蔽を抱えて帰国し、PTSDで工事現場を追われて花火職人に弟子入りする。
かつての仲間はテロを画策し、主人公は日常と彼らのあいだで引き裂かれる。2016年の日報隠蔽問題を踏まえた「ギリギリありえた」設定を、インディペンデントとは思えない完成度で劇映画にしている。左右で分裂しかねないテーマなのに、誰もが観て事実のベースを共有したうえで話し始められるものになっている、と荘子itは絶賛する。
この項目が出てくる回
関連項目
- 置き配的コミュニケーション福尾がこの回で与えた、本のいちばん短い定義。
- 空間の中にプラットフォームがある置き配というシステムそのものより、それによって「空間というものがないことになってしまう」ことが一番の問題だ、と福尾は言う。
- 空間の話をしない空間的なものの話はするのに、空間の話はしない——それが日本の思想や批評のすごく大きな弱点だ、と福尾はずっと思っている。
- ドパガキ「ドーパミン中毒のガキのための音楽」の略。
- 一周目おじさんDos Monos内で一時期流行ったミーム。
- 小説は報告から始めるべきでは上野の国際子ども図書館で手に取った石井桃子『ノンちゃん雲に乗る』は、一文目からノンちゃんを紹介している。
- コンスタティヴとパフォーマティヴ「あいつの言ってることはパフォーマンスで」というときのパフォーマンスと、言語行為論のパフォーマティヴは違う、という話。
- ラッセン本の無断参照問題ラッセンをテーマにしたフィクションの小説が、明らかに『ラッセンとは何だったのか?』(千葉雅也らが寄稿した評論本)を種本にしているのに、参考文献に挙げていないとして問題になった。