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空間の話をしない

くうかんのはなしをしない

空間的なものの話はするのに、空間の話はしない——それが日本の思想や批評のすごく大きな弱点だ、と福尾はずっと思っている。

初出
ドパガキと1周目おじさん(2025年11月3日)

番組より

空間的なものの話はするんだけど、空間の話はしないみたいなことが、僕はすごい日本の思想とか批評のめっちゃ大きな弱点だなってずっと思ってて。

この項目について

例として松本卓也の「斜め」論を挙げる。斜めとは空間的なものの話のはずなのに、空間の話が全く出てこない。しかもそこで扱われているガタリは、ラボルド病院という実験的な精神医学の場=空間を作った人のはずなのに、その側面には触れられず、水平・垂直・斜めというメタファーのレベルの話に終わっている。荘子itは、宇野常寛の「庭」も同じくメタファーとしての庭であって、実際に庭師の経験がある人の本のほうが面白いかもしれない、と応じつつ、「ラーメンと瞑想」のように実際の現場をセットで出すことには意味があるのかもしれない、と言う。そして「この番組で週一でとりあえず集まるのが、俺らなりのラーメンと瞑想だ」「とりあえずここに空間はあるぞ」と落ちる。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

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