100年後の福尾匠にとっていいのか
ひゃくねんごのふくおたくみにとっていいのか
矢沢永吉が自分のことを「矢沢」と言う気持ちが少し分かってきた、と福尾。
番組より
100年後の福尾匠にとっていいのかみたいな、なんか思っちゃうんだよね。もっとなんか勉強したりとか原稿書いたりとかした方がいいんじゃないかみたいな。でもそれってさ、すごい不思議な名前の効果じゃん。
この項目について
家でダラーッとして今日は何もやっていないな、というとき、自分はこれで全然楽しくていいのだけれど、「福尾匠、それでいいのか」「100年後の福尾匠にとっていいのか」と思ってしまう。それはすごく不思議な名前の効果で、本名でも芸名でもいいから、名前のイメージや意味を自分で作っていくことのポジティブな効果がある。荘子itは、本名を自分のキャラクター名にしてしまう、アルファベットのYAZAWAにするのと同じことだ、と受ける。名前は本当にどうでもいいからこそ、『訂正可能性の哲学』的に何度も遡行して作り直される自分の物語の履歴を結びつけるゼロ記号のような象徴になっている——だからそこに手が入ると、意味的にはどうでもいいはずなのに自分の物語の糸が切れる。
この項目が出てくる回
関連項目
- 言葉の株価が上がる『置き配的』が出て半年経ってから、また話題が上がってきていることについて。
- 引用リツイート1回で終わらせる保育園で、うちの子のおもちゃを取られた子が「使っちゃダメだよ」と言って帰っていった、という話から。
- 使っちゃダメだよ保育園で、粘土を切る道具を他の子に取られて泣いていた荘子itの子供が、帰り際にその子の顔を覗き込んで「使っちゃダメだよ」と言って帰った。
- 子供という矯正ギプス団地の話をした回で出た言い方を福尾が持ち出す——子供に矯正ギプスをつけるのではなく、自分が「子供」という矯正ギプスをつけてやっているんだ。
- 選択的にすると格差が生まれる夫婦別姓について、福尾は別姓より「選択的」の方に留保があると言う——選択にすると、別姓の方が「分かってる感」があって、そこで変な格差が生まれてしまう。
- 成り金城荘子itは結婚時に、沖縄にルーツのある妻の「金城」という姓に変えた。
- 東京の養分にならず貿易関係を持つ黒嵜想に「これだけいろいろやってるのに福尾くんはまだ全然東京色がついてないのがすごい」と言われたことがある、と福尾。
- 東京コンプレックス東京という単語を使った曲を出そうと思っている、と荘子it。