選択的にすると格差が生まれる
せんたくてきにするとかくさがうまれる
夫婦別姓について、福尾は別姓より「選択的」の方に留保があると言う——選択にすると、別姓の方が「分かってる感」があって、そこで変な格差が生まれてしまう。
番組より
選択にすると別姓の方がいい感じっていうか、分かってる感があって、そこで変な格差が生まれちゃうっていうかさ。
その選択できるってことと、結婚するときに同姓にするか別姓にするかって、本来全くレイヤーが違う話なんだけど、あたかもその2つが一緒であるかのようになっていること自体が、いろんなすれ違いの原因っていう気もするし。
この項目について
全員別姓でいいじゃん、と。荘子itはそこまでの分断は起きないだろうと思いつつ、対立の本当の軸を整理する——結婚を機に人間が何かを考えるときに、何でも好きにやっていいですよ、なのか、特定のルールの中で二人の関係を調整するのか。負荷がある方が人間はいい方向に向かうという話と、傷つく人がいないようにちゃんと自由にしましょうという話の対立。さらに福尾は、同姓か別姓かという軸と、選択できるかできないかという軸は本来まったく別のレイヤーなのに、あたかも一緒であるかのようになっていること自体がすれ違いの原因ではないか、と言う。選択できるということを突き詰めれば、いつでも改名できるのが本当の選択可能な状態のはずだから。
この項目が出てくる回
関連項目
- 言葉の株価が上がる『置き配的』が出て半年経ってから、また話題が上がってきていることについて。
- 引用リツイート1回で終わらせる保育園で、うちの子のおもちゃを取られた子が「使っちゃダメだよ」と言って帰っていった、という話から。
- 使っちゃダメだよ保育園で、粘土を切る道具を他の子に取られて泣いていた荘子itの子供が、帰り際にその子の顔を覗き込んで「使っちゃダメだよ」と言って帰った。
- 子供という矯正ギプス団地の話をした回で出た言い方を福尾が持ち出す——子供に矯正ギプスをつけるのではなく、自分が「子供」という矯正ギプスをつけてやっているんだ。
- 100年後の福尾匠にとっていいのか矢沢永吉が自分のことを「矢沢」と言う気持ちが少し分かってきた、と福尾。
- 成り金城荘子itは結婚時に、沖縄にルーツのある妻の「金城」という姓に変えた。
- 東京の養分にならず貿易関係を持つ黒嵜想に「これだけいろいろやってるのに福尾くんはまだ全然東京色がついてないのがすごい」と言われたことがある、と福尾。
- 東京コンプレックス東京という単語を使った曲を出そうと思っている、と荘子it。
となりで喋られていたこと
韻を踏んでいること
- 皆さんこちらが哲学者ですauaeu・荘子itが福尾を客席から壇上に上げるときの紹介の仕方。
- 処方箋を出さないと精神論に翻訳されるauaeu・三宅香帆の本が「半身で働こう」という処方箋を提示するのに対して、『置き配的』が明確な処方箋を提示しないのは、ある種の誠実さとしてやっているつもりだ、と福尾。
- エアリプは受信した側が成立させるuaeu・本人にエアリプをしようというつもりが全くなくても、 エアを察知する人間が一人でもいれば、もうそれはエアリプなんだ—— 福尾がそう言い、荘子itが乗る。
- 物語がインストールされるuaeu・福尾は小6くらいまで「物語」というものの存在が分からなかった—— それまではめちゃくちゃフィジカルで断片的な世界をひたすら生きていた。