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チャンドス卿の手紙書籍

ちゃんどすきょうのてがみ

詩人が「もう詩が書けなくなった」と書き送る体で書かれた短い小説。

著者
Hugo von Hofmannsthal
初出
PTAからの卒業(2025年10月27日)

なぜ書けなくなったかというと、人が話しているのを聞くのが聞くに堪えないから。井戸端で交わされる「あいつはどうだ」「今日はこんな感じだ」を聞くだけで虫唾が走る——ある種の言語フォビア。それより道端で朽ちている木の杭のほうが、謎に心を鷲掴みにされる。世間で喋られていることにも本に書かれていることにも全くリアリティを感じなくなってしまった、だから私は詩を書くのをやめた、と。Ludwig Wittgensteinの『論理哲学論考』にも影響を与えた。福尾は「めっちゃ分かる」と言い、同じ乖離感が20世紀初頭にもあったこと、そして世紀が一周回って2020年代にも似た空気があることを指摘する。

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関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

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