無料のストローを両手で
むりょうのすとろーをりょうてで
近所にできたスシローで、ドリンクもレーンで流れてくるのだけれどストローは付いてこない。
番組より
しかも「お待たせしました、ストローでございます」って言って両手でちゃんと持って、無料のストローを渡してくれたんだよ。それが一番嬉しい。
この項目について
画面でストローを2本頼むと、無料のストローを人間の店員が持ってきてくれる——しかも「お待たせしました、ストローでございます」と言って両手で。それが一番嬉しかった、と福尾。基本は機械で全部やれるのに、単なる無料の付属品だけは人間が両手で差し出す——むしろ純粋に人間的なコミュニケーションだけが抽出されている。店員と全く交わらずに楽しいの裏側にあるもの。
この項目が出てくる回
関連項目
- 地元の最高の先輩濱口竜介について荘子itが言うこと。
- 恥をかかせないための作法黒沢清の時代劇の、いつでも白黒フィルムに繋げられるような厳格な様式について。
- きついと思うかどうかはお前次第村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』に出てくる格言——Pain is inevitable but suffering is optional。
- 店員と全く交わらずに楽しいモバイルオーダー問題、タッチパネル問題として嘆かれることについて、福尾は機械化自体は全然嫌ではないと言う。
- これが奇跡ですよと指ささない『急に具合が悪くなる』はギヨーム・ブラックが撮影監督で、スタンダードとワイドの中間くらいの画面サイズで、さり気ないのにビシッと来る。
- 現象学が嫌いケア的な文脈のコンテンツに心理的な負荷を感じる、という話を荘子itが「人によるよね」で回収しようとしたら、福尾から「現象学が嫌いなんだよな」という「マジでこいつしか言わないタイプの理由」が返ってきた場面。
- そっちにも心はあった黒沢清の時代劇について。
- 過保護になることでタフネスが抜け落ちる福尾が書いた『カホ』の書評について。