地元の最高の先輩
じもとのさいこうのせんぱい
濱口竜介について荘子itが言うこと。
番組より
俺この映画に乗れない人なのかみたいな、ノットフォーミーかもみたいな、そういう腐り方もせず、地元の最高の先輩がやってるんだから行こうぜくらいの感じはあるね。
この項目について
ヨーロッパ的な伝統のなかの日本の映画という文脈では、もう「映画界の大谷翔平」と言ってもいいところまで来た。そんな遠いところまで来たよね、という感慨がある一方で、一鑑賞者として観ると「俺はこの映画に本当に乗れてるのかな」という寂しさもある。だが「ノットフォーミーかも」という腐り方はしない。地元の最高の先輩がやっているんだから行こうぜ、という感じ。作り手が同時代の作り手を見るときの距離の取り方として出てくる。
この項目が出てくる回
関連項目
- 恥をかかせないための作法黒沢清の時代劇の、いつでも白黒フィルムに繋げられるような厳格な様式について。
- きついと思うかどうかはお前次第村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』に出てくる格言——Pain is inevitable but suffering is optional。
- 店員と全く交わらずに楽しいモバイルオーダー問題、タッチパネル問題として嘆かれることについて、福尾は機械化自体は全然嫌ではないと言う。
- これが奇跡ですよと指ささない『急に具合が悪くなる』はギヨーム・ブラックが撮影監督で、スタンダードとワイドの中間くらいの画面サイズで、さり気ないのにビシッと来る。
- 現象学が嫌いケア的な文脈のコンテンツに心理的な負荷を感じる、という話を荘子itが「人によるよね」で回収しようとしたら、福尾から「現象学が嫌いなんだよな」という「マジでこいつしか言わないタイプの理由」が返ってきた場面。
- そっちにも心はあった黒沢清の時代劇について。
- 過保護になることでタフネスが抜け落ちる福尾が書いた『カホ』の書評について。
- 一度英語を通過した語彙村上春樹の面白さの源として福尾が挙げるもの。