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装飾と犯罪

そうしょくとはんざい

アドルフ・ロースの文章を福尾が初めて読んで、 想像の10倍くらい偏狭な人だったと驚く—— **人間の歴史は装飾を切り捨てていく歴史なのだ、 その原初的な形態が入れ墨で、そこから進歩して モダニズム建築という「ただの直角」にたどり着いたのだ、

初出
交換様式F(2025年5月19日)

番組より

装飾と犯罪っていう文章を読んで、アドルフ・ロースってモダニズムの権化みたいな人なんだけど、想像の10倍ぐらい偏狭な人っていうか。

一人の人間が自分の自由と責任のもとに部屋を飾るってことは、一つの社会に対する、それ自体が犯行みたいなことだと思えるわけだよね。

この項目について

** それでも福尾が面白いと思うのは、 装飾を「犯罪的なもの」として捉えているところ。 近代的な芸術は、美術館の白い壁に絵が置かれるだけ—— 空間と作品が全く関係ないのが理想状態。 装飾はその逆で、建築と飾られるものの距離が近く、 その部屋で人が生活していることまで一つながりになっている。 荘子itは「一人の人間が自分の自由と責任のもとに部屋を飾ることは、 社会に対する一つの犯行のようなものだ、と思えるわけだよね—— 透明な社会の中に、自分だけの装飾した空間を作る」と受ける。

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関連項目

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