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互いに相手のものだと思っている空間

たがいにあいてのものだとおもっているくうかん

『都市と都市』の途中で出てくる、二つの都市の間に何があるのかの仮説。

初出
暫定道徳と人生劇場(2026年9月7日)

番組より

ベジェルの人たちはそれはウルコーマに所属してるものだと思っていて、ウルコーマに所属してる人はそれはベジェルに所属してるものだと思い込んでる空間があるんじゃないかって仮説が出てくる。

単なるどっちつかずのものっていうか、二つの間にあるものじゃなくって、二人が互いに相手のものだと思ってるものみたいなものの方が、なんかめっちゃこう、思考をノックされる感じがあるっていうか。

この項目について

ベジェルの人たちはウルコーマのものだと思っていて、ウルコーマの人たちはベジェルのものだと思い込んでいる空間があるんじゃないか——誰も自分のものだと思っていない。言っちゃえば最後の餃子的なもの。冷蔵庫の食べ物を、自分が買ったことを忘れて妻のだと思い、妻は福尾のでしょと思っていて、いつの間にか賞味期限が切れて「これ結局誰が悪いんだっけ」になる事態。単なるどっちつかず、二つの間にあるものではなく、二人が互いに相手のものだと思っているものの方が思考をノックされる——本編の結論より面白かった仮説として。街にも、自分のものじゃないと思っているけれど他人から見ればお前のものでしょ、というものがある気がする、と。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

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