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プロビゾワールは即興ではない

ぷろびぞわーるはそっきょうではない

暫定的道徳の「暫定的」はフランス語でプロビゾワール(provisoire)。

初出
暫定道徳と人生劇場(2026年9月7日)

番組より

インプロビゼーションは、先が、プロっていうのが前で、ビーズっていうのが見るで、前を見れなくするのがインプロビゼーションだから、先が見えない状態で演奏するのが即興。それに対してプロビゾワール、プロビジョンっていうのが前を見越してるわけだけど。

何小節か先は見えてるみたいな感じ。でもそれより先は分かんないみたいなものが多分プロビゾワールなもので。

この項目について

インプロビゼーション(即興)は、プロが「前」でヴィズが「見る」——前を見れなくするのが即興。それに対してプロビジョンは前を見越すことだが、その見越し方は「差し当たり、当面のものとして」見通すこと。つまり即興と構築的な作曲の対立ではなく、何小節か先は見えているが、その先は分からない——最後まで決まっているわけではないけれど、差し当たりこういう感じでいこうというのが決まっている状態。荘子itは「作曲自体の中にもミクロにそういうものがある」と受け、人生劇場と暫定道徳は対極の概念ではなく四象限の真ん中の二つみたいな感じがいい、と締めた。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

韻を踏んでいること

この項目に言及している項目