表層の表面だけで萌える
ひょうそうのひょうめんだけでもえる
荘子itが東浩紀『サイバースペースはなぜそう呼ばれるか』で 一番面白かったところ。
番組より
オタクカルチャー以降は、本当に表層の表面だけで萌えるっていうことで、全く質が違うんだって話をしてて。
作家論とか、なんかそういう時代を表した鏡みたいな方に流されてしまうのを、あえて禁欲的に、めっちゃそのキャラクターを好きになってしまうという方向にやってみるということが大事。
この項目について
実写映画のファンはカメラの側に立って、 ショットを見るときに撮っている側に意識を向けて見る。 オタクカルチャー以降は、本当に表層の表面だけで萌える—— 全く質が違うんだ、という話。 それは声を愛するには聞きすぎてはいけないに通じる。 そのうえで荘子itは、 蓮實重彦も本当は同じことをやろうとしていると言う—— ゴダールがすごい、ジョン・フォードがすごいと言うとどうしても作家論になるが、 画面を徹底して見る、ショットについて考えるというのは、 「今この瞬間のこのショットがやばい」に踏み込んでいる。 時代を映した鏡のような方向に流されてしまうのを、 あえて禁欲的に、そのキャラクターを好きになってしまうほうへやってみる。
この項目が出てくる回
関連項目
- AIは密で、人間の脳は疎AIは人間の脳とは全然違うモデルなのだ、と福尾は言う。
- 拝金主義のほうが対応がまとも出版社をめぐる問題と、ホリエモンの動画を並べて話すなかで出てくる。
- 黙っていることが過剰な意味を持ち始めるSNSで発信しているタイプの人が、 **そういうつもりでなくても、今回黙っているということが 過剰な意味を持ち始める。
- 編集者は態度を決めたほうがいい福尾がフリーランスとして会社と仕事をしてきて思うこと。
- 作品を人質に取らなきゃいけない状態作品の取り下げという抗議のかたちについて。
- どちらの態度をとっても作品がないがしろにされる福尾があいちトリエンナーレのボイコットを思い出して言うこと。
- 無縁でいることはできない**何の組織にも何の界隈にも属さないことで、 永遠に免責され続けることは可能なのか。
- 不可視化された状態が温存されている加害者の社会復帰という論点について荘子itが言うこと。