言葉は交わされないまま戦う
ことばはかわされないままたたかう
『呪術廻戦』は喋りながら戦う—— 術式を開示すると術が強くなる、という設定で正当化されている。
番組より
バトルの中で肉体は、戦いだから交わるんだけど、言葉は全然交わされないまま、半分それぞれ独り言を言い続けてる状態みたいな感じなんだけど、それこそ疎っていうか密じゃない感じがするのも面白い。
呪術廻戦はやっぱその共通のルールっていうのは全くないんだよね。それぞれが領域展開っていう技があったりするんだけど、自分の世界にいかに引きずり込むかみたいな感じの戦いがずっとなされてて。
この項目について
チェンソーマンが無言の戦闘シーンを何ページも続けるのとは対照的で、 ある意味こう饒舌な漫画でありアニメなのだが、 喋っている内容が全然会話になっていない。 キャラごとに固有のロジックと世界を持っていて、 バトルだから肉体は交わるのに、言葉は全然交わされないまま、 半分それぞれ独り言を言い続けている状態。 「それこそ疎というか、密じゃない感じがするのも面白い。」 ハンター×ハンターがドッジボールのようにみんなで一つのゲームをやるのに対し、 呪術廻戦には共通のルールが全くなく、 領域展開——自分の世界にいかに引きずり込むか、という戦いがずっとなされている。 交わらないんだけど戦っている感じ。 冒頭の対バンではなく対話にも通じる、と福尾は言う。
この項目が出てくる回
関連項目
- 男性声優が今一番かっこいい男声優のポッドキャストがめっぽう良い、というところから福尾が言い出す。
- 恥ずかしさを超えていくタイトルだけでこんな恥ずかしい言葉を考えられるのはすごい才能だ、というところから。
- 話が収斂に向かってしまう複数人で喋ると、絶対に誰かがちょっと違和感を持ったり引っかかったりする。
- 対バンではなく対話対バンの前夜、ドラムのカズが同期トラックを共有するとき 「明日もぶち殺そうぜ」と言った。
- まとまる前提のないところで言う**「対話」は、最初から合意形成や手を取り合うことが目的化した 使われ方ばかりされている。
- 1億分の1であること福尾が生まれて初めて投票に行った回。
- 暴力は被害者が生む濱口竜介の有名な議論として荘子itが持ち出す—— **暴力というのは被害者が生む。
- 初等教育的な世界観ネタバレや考察が取り沙汰されるのは、 みんなが同じタイミングで同じものを見ているという前提があるから。