男性声優が今一番かっこいい男
だんせいせいゆうがいまいちばんかっこいいおとこ
声優のポッドキャストがめっぽう良い、というところから福尾が言い出す。
番組より
男性声優が今一番かっこいい男なんじゃないかなと思って。
いわゆるキャラっぽい喋り方だけじゃなくて、ほとんどなんか隣のトトロのさ、糸井重里さんとかやってるお父さんとか。あるいはなんか風立ちぬの庵野秀明の、みたいな、あの抜け感みたいなものも、どっちも行き来できる人なんだよね。
交わらないんだけど戦ってる感じみたいな。冒頭の本当、対バンの話にも通じると思うけど。
この項目について
名前を挙げるのは虎杖悠仁を演じる榎木淳弥で、ジャンプ的なものの主人公としてかなり新しいモデルを提示しているのではないか。悟空の野沢雅子やルフィのような、いわゆるキャラっぽい喋り方だけでなく、『となりのトトロ』で糸井重里がやっているお父さんや、『風立ちぬ』の庵野秀明のような抜け感のほうにも行ける。その両方を行き来できるところが新しい。キャラクターを演じてラップをしながら、それをやっている自分も出ている——交わらないんだけど戦っている感じが、冒頭の対バンの話にも通じる。
この項目が出てくる回
関連項目
- 恥ずかしさを超えていくタイトルだけでこんな恥ずかしい言葉を考えられるのはすごい才能だ、というところから。
- 話が収斂に向かってしまう複数人で喋ると、絶対に誰かがちょっと違和感を持ったり引っかかったりする。
- 対バンではなく対話対バンの前夜、ドラムのカズが同期トラックを共有するとき 「明日もぶち殺そうぜ」と言った。
- まとまる前提のないところで言う**「対話」は、最初から合意形成や手を取り合うことが目的化した 使われ方ばかりされている。
- 1億分の1であること福尾が生まれて初めて投票に行った回。
- 暴力は被害者が生む濱口竜介の有名な議論として荘子itが持ち出す—— **暴力というのは被害者が生む。
- 初等教育的な世界観ネタバレや考察が取り沙汰されるのは、 みんなが同じタイミングで同じものを見ているという前提があるから。
- 言葉は交わされないまま戦う『呪術廻戦』は喋りながら戦う—— 術式を開示すると術が強くなる、という設定で正当化されている。
となりで喋られていたこと
韻を踏んでいること
この項目に言及している項目
- 演じている自分と野晒しの自分**ラップするときの声と、喋っているときの声は全然違う—— やっていることは声優と同じなのではないか。
- 記号的なところから入って生きて見えてくる福尾はヒューマンスケールの漫画があまり読めない—— 人外どうしが戦っている漫画でないと読めない。
- 現在は多層的な時間『平和と愚かさ』の書評に福尾が書いたこと。
- 座りの悪さこそが健康福尾が書いた「自律神経を批評する」という文章の内容。
- それを引き受けて全うしている一人の人間**アニメや漫画のバトルシーンは、 現実の戦争を描くことでは全くない。
- 対話が続いていることが成功リチャード・ローティの議論として福尾が挙げる—— **対話が成功しているということの基準は、 対話が続いているということでしかない。
- 投票所という空間福尾が生まれて初めて行った投票所について。
- めくってしまえば終わり**漫画のいいところは、恥ずかしいところをパッと読み飛ばせること。