関係が物になる
かんけいがものになる
ダッドシューズ、ボーイフレンドデニム—— **服では、関係がそのまま物になっている。
番組より
やっぱ関係が物になってるっていうか、服ってダッドシューズとかボーイフレンドデニムとか。
換喩的だよね。隠喩的にルーツに忠実な意味と表象が完全に手を結んでる状態じゃなくて、コロコロ転がった結果にそれだけがかっこいいものとして切り出された。
この項目について
** 最初は本当にボーイフレンドから借りたものを穿いているのがかっこいい、 だったのが、それ自体が一人歩きして 「ダボっとしたデニムいいよね」になる。 関係性が物化され、その元々の関係性から剥離して、 それ自体が価値を持つ——その運動が面白い。 荘子itはそれを換喩的だと言う—— 隠喩的にルーツと表象が完全に手を結んだ状態ではなく、 コロコロ転がった結果それだけが切り出された。 ラッパーのダボダボの服も、元をただせば 親がとりあえずでかいサイズを買い与えたから、 新品が買えるアピールでタグを付けっぱなしにしたから—— 素朴な経済的リアルから出てきたものが、 経済的原則を超えた美学として一人歩きしている。
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関連項目
- 作品そのものが批評として立ち上がるリスナーからの問い——単に状況を映すだけでなく、その状況そのものをえぐり出してしまう力を作品が持つのではないか。
- 分かってる勢になりたくない仕上がったリスナー、常連客のようになってしまう危険性がある——ということを早めに言っておくぞ、という話から。
- 置きに行ってるぞ、と気づく文章を書く覚悟について訊かれて福尾が答えること。
- モノリンガルラップの豊かさバイリンガルのラップは面白いが、 **バイリンガルが二人いる中に一人モノリンガルがいると、 それはそれで独特な個性に見えてくる。
- こんなはずじゃなかった『Dos Monos』は月のアルバムとして、 伊藤潤二のジャケットのイメージ——幽玄でほの暗く妖艶な感じ——を 先に固めてからビートを作った。
- ポッと出たものが一番いいDos Monos の作品では、最後の最後にやっつけでできた曲が いちばんアンセムになるということが続いている—— 前作は「リーマリン」、今回は「リアリーフリー」。
- 親が増える結婚して一番びっくりしたことを福尾が語る。
- 1対1の関係を超えるつもりがあるか結婚をどう考えるか、年の離れたパートナーをどう考えるか—— その二つに共通するのは、今の1対1の関係を超えるつもりがあるかどうかだ、 と福尾は整理する。