処方箋を出さないと精神論に翻訳される
しょほうせんをださないとせいしんろんにほんやくされる
三宅香帆の本が「半身で働こう」という処方箋を提示するのに対して、『置き配的』が明確な処方箋を提示しないのは、ある種の誠実さとしてやっているつもりだ、と福尾。
番組より
明確な処方箋を提示しないというのは、ある種の誠実さとして僕はやってるつもりなんだけど、かといってそこから先のことを読者が考えようと思ったら、精神論に翻訳しないといけなくなっちゃう。
この項目について
かといって、そこから先を読者が考えようとすると精神論に翻訳しないといけなくなる——「根性でしょ」「やっぱ闘志だ」という根性論的な方向のものにしないと受け取り方が分からなくなってしまう。実際、福尾の読者にはある類型があって、福尾の議論とジャンプ漫画のかっこいいセリフを繋げてしまう人がいる。「批評は最も自由な身分だ」という宣言を受けて「この海で一番自由な奴が海賊王だ」で終わる評論を書かれたこともある。荘子itはそれを、プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神のような、宗教性と根性論が近接する世界観として整理する。
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関連項目
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