宇川直宏
うかわなおひろ
DOMMUNEを15年やってきた人。
番組より
これまでテレビ的とかラジオ的とかいろんなこと形容できるけど、ポッドキャスト的っていう風に何かを例えられるようになったら、ようやくそのポッドキャストの意義が明らかになったってことだよね。
宇川さんが多分実家の犬かなんかにカメラを向けて、ズームアウトずっと繰り返して、ワンワンワンって泣いてんだけど、それ宇川さんの声なの。犬のワンワンっていう声を自分でアテレコしてんの。
この項目について
ほぼ毎晩のようにゲストを呼んでトークセッションやDJを配信している。15年前は動画のライブ配信自体がほぼ無かった時代で、その意味では「生の情報をインディペンデントに配信する」ことの第一人者。ポッドキャストエキスポではメディアの変遷の中でポッドキャストを語る、という企画だったのに、1時間半のトークでポッドキャストの話をほぼしないまま「ポッドキャスト的ってどうなんでしょうね」で終わった。「テレビ的」「ラジオ的」のように何かを「ポッドキャスト的」と形容できるようになったら、ようやくポッドキャストの意義が明らかになったということ——荘子itはその問いを持ち帰った。自身を「現代アーティスト」ではなく「現在アーティスト」と呼ぶ。
2026年9月7日の回
DOMMUNEで、15歳の時に初めて撮った自主映画が流れた。香川の実家の犬にカメラを向けてズームアウトを繰り返し、犬のワンワンという声を自分でアテレコし、脇に抱えた鍵盤ハーモニカでBGMまで兼ねて同時録音——ヌーヴェルヴァーグみたいで、事後編集ではなく現場で編集を記録するという、いまDOMMUNEでやっていることを15歳からやり続けている。その作品の全てが繋がっている感じが良かった、と荘子it。コロナ禍以降は帽子とマスクのキャラになっていて、顔がカモノハシになっている。
この項目が出てくる回
関連項目
- 思い出のすれ違いの積み重ね『置き配的』の最後のほうにも書いた、と福尾が言う。
- 暫定的道徳デカルトが『方法序説』で、本当の真理の探求のために引きこもるにあたって必要だと言ったもの。
- 人生劇場の裏に暫定的道徳ありアルバム人生劇場と暫定的道徳の関係について荘子itが言うこと。
- プロビゾワールは即興ではない暫定的道徳の「暫定的」はフランス語でプロビゾワール(provisoire)。
- 理論と実生活を分けないと哲学はできない大学で月給をもらい、結婚して子供もいるのに「n個の性」や「器官なき身体」と言っている哲学者の矛盾について。
- バロックの見せ方で呼び込んでマニエリスムの毒で刺す「実際どう戦っていくのか」に対して後藤護が提案する最良の選択。
- ずっと歪んだ真珠でいるバロックの語源は「歪んだ真珠」。
- クソを愛で続ける人たちの系譜『博覧狂気の怪物誌』刊行イベントのテーマだった肛門期固着について。