天幕のジャードゥーガル漫画
てんまくのじゃーどぅーがる
荘子itが「10話まで見た」とすすめるアニメの原作漫画。
番組より
身分はすごい効くんだけど、知恵を身につけることで生き抜いていくみたいな。生き抜いていくっていうのからまたすごい屈折してて。
よしながふみの『大奥』的な想像力というか、『大奥』が、もし男女逆だったらどうかみたいな。
この項目について
13世紀、モンゴル帝国の時代。主人公はペルシャの奴隷で、買われた家の奥様に知を授けられ、身分は効くけれど、知恵を身につけることで生き抜いていく——と思いきや、その家もモンゴルに滅ぼされて連れて行かれ、知識で生き抜きながら最終目標は復讐という、ものすごく屈折した人生。ジャードゥーガルは魔女の意味。フェミニズムが入っているが「男たちをぶっ殺せば終わり」ではなく、よしながふみの『大奥』的な、誰も持てていない想像力をフィクションで描くしかないというもの。魔女は迫害の対象から魔女同士のシスターフッドへ——まどマギのクソピーキーな絵柄と真逆の、手塚治虫的な誰でも読める絵柄で、子供に見せたい。
この項目が出てくる回
関連項目
- 思い出のすれ違いの積み重ね『置き配的』の最後のほうにも書いた、と福尾が言う。
- 暫定的道徳デカルトが『方法序説』で、本当の真理の探求のために引きこもるにあたって必要だと言ったもの。
- 人生劇場の裏に暫定的道徳ありアルバム人生劇場と暫定的道徳の関係について荘子itが言うこと。
- プロビゾワールは即興ではない暫定的道徳の「暫定的」はフランス語でプロビゾワール(provisoire)。
- 理論と実生活を分けないと哲学はできない大学で月給をもらい、結婚して子供もいるのに「n個の性」や「器官なき身体」と言っている哲学者の矛盾について。
- バロックの見せ方で呼び込んでマニエリスムの毒で刺す「実際どう戦っていくのか」に対して後藤護が提案する最良の選択。
- ずっと歪んだ真珠でいるバロックの語源は「歪んだ真珠」。
- クソを愛で続ける人たちの系譜『博覧狂気の怪物誌』刊行イベントのテーマだった肛門期固着について。