立場を分けるのはナンセンス
たちばをわけるのはなんせんす
「実存的か、社会的か」という分け方をめぐって。
番組より
だからそこで立場を分けるのってナンセンスだと思うっていうね。
やっぱ自分は自分の仕事やんなきゃしょうがないよなみたいなことに立ち返ってくるわけで、その意味では全然ネガティブなことじゃないっていう感じはするけどね。
この項目について
かつて「もっと社会に結びつけて語るべきだ」と言われた側と言った側が、 今では逆の立場になってしまっている現象が散見される。 荘子itはそれをいいことでもあると言う—— それぞれがバラバラに、それぞれのやるべきことに集中してやる。 いつまでも仲良し小屋で同じ会話をしているんじゃないほうがいい。 だからそこで立場を分けるのはナンセンス。 福尾は「世代間ギャップのいい使い方」と言い直す—— 喧嘩別れだからその意味では良くないが、 それぞれの世代のリアリティで人々がバラバラになることによって、 「自分は自分の仕事をやんなきゃしょうがないよな」に立ち返ってくる。 荘子itは、浅田彰が澁澤龍彦をけなしていたのも 「めちゃくちゃ同じじゃん。これエディプスコンプレックスでしかない」 という後藤護の指摘を紹介する。
この項目が出てくる回
関連項目
- 生き様2.0福尾がXで言い出した、まだ実態のわからない概念。
- 交換様式F柄谷行人の交換様式Dから始まる話。
- ファクトとフィクションとフェティッシュ三つとも、ラテン語の「作る」という動詞から派生している。
- エビデンスなきファクト**エビデンスがしっかりある情報など、もともとほぼない。
- レイバーとワークの切り離せなさアーレントのレイバー(労働)/ワーク(制作)/アクション(活動)の三区分から。
- 未来にアウトソーシングする交換様式Dも、シンギュラリティ論も、終末論も、救世主待望論も、 未来にアウトソーシングしているという意味では同じだ、と福尾は言う。
- お金がなくなっても別の権力の形が残る成田悠輔が『令和の虎』に出て 「**希望金額はマイナス1億円です。
- うずまきと貨幣伊藤潤二『うずまき』の単行本巻末に、佐藤優が書いた解説。
となりで喋られていたこと
この項目に言及している項目
- 顔が見える福尾が Dos Monos について前々から思っていたこと。
- 柄谷行人交換様式A〜Dの議論が参照される。
- そうしておくと楽だからポスターを貼る荘子itがカート・コバーンの言葉でいちばん共感したもの。
- 装飾と犯罪アドルフ・ロースの文章を福尾が初めて読んで、 想像の10倍くらい偏狭な人だったと驚く—— **人間の歴史は装飾を切り捨てていく歴史なのだ、 その原初的な形態が入れ墨で、そこから進歩して モダニズム建築という「ただの直角」にたどり着いたのだ、
- 作り続けている姿のほうを受け取るうずまきと貨幣の分析は面白かったが、 それは出来上がった作品に対する分析でしかないと荘子itは言う。
- 部屋を飾ることのラディカルさそうしておくと楽だからポスターを貼るのマインドでずっとやってきた、 と言ったあとに荘子itが付け加えること。
- 録音ボタンを押していなかった**過去最長の1時間15分、しかもすごく話が回って盛り上がって喋ったあと、 録音ボタンを押していなかったことに気づいた。