2026年6月1日
宇宙人、恐竜、リムレスメガネ
麻婆豆腐の話から、言葉の連想が飛びすぎて頭がバグる話、発達特性が同じでも中身は違うということ、そして眼鏡をかけたり外したりすることのオン・オフまで。
話の流れ
- 0:00麻婆豆腐が美味しかった収録前に中華を食べに行った。お腹がいっぱいすぎる。
- 3:32名詞が飛びすぎて頭がバグる連想で出てくる言葉が飛びすぎていて、聞いている側の頭がバグりそうになる。
- 7:03ドリブンという語の使い方恋焦がれて全ての欲望がそこへ収斂していくもの、としてドリブンを考えていた。それで今まで意味が通じていた。
- 10:34喜びを感じるきっかけの違い喜びは感じるのだが、そのきっかけが違う、という話。
- 14:07担々麺も追求したいちゃんとした麻婆豆腐も教えてほしいし、美味しい担々麺も。
- 17:37段落も会話もない一人称の独白意識が一人称で語られ続け、段落分けも会話もほとんどない。頭のおかしい人の独白だけで一冊書かれている本。
- 21:09ハンドスピナーが中道体学校にあまり来ていない生徒が、たまに来るとハンドスピナーを回して「これが中道体なんだと思う」と言っていた。
- 24:39同じ発達特性でも違う同じ特性と言っても中身は違うのだ、というところが良かった。
- 31:40リベラルとイキリで前者と後者根底ではそんなことは言わないのだろうが、どちらに寄るかで見え方が変わる。
- 35:13同僚と仲良くしましょう、というガス抜き見下さないで飲みに行って労働の共同体を育みましょう、という形のガス抜き。
- 38:44ヤクザ家業すぎるが、その側面も大事そればかりだとさすがにやりすぎだが、その側面自体は大事ではある。
- 42:15縁を増やしていく代理店的になっていく話。太い黒縁の眼鏡。
- 45:47眼鏡屋がMAXいい具合に暇なのかもしれない、という話。
- 49:19アウトレイジのあの格好あの眼鏡のかけ方には確かに型がある。
- 52:50かけている時といない時の時差両方を想起することによって元気になる。
- 56:22オフを感じさせるから魅力になる二つの状態を持っていて、オフの側を感じさせるから魅力になる。現代に限った話ではない。
- 59:53祭りは好き放題やっていい時間晴れの場かもしれないが、好き放題やっていいという意味ではオフではないか。
- 1:03:23菊地成孔のオンオフ眼鏡をつけたり外したり、帽子をかぶったりかぶらなかったり、髭を生やしたり剃ったり。そこでオンオフを作っている。
- 1:06:54その空気感を全うしてくれる人がいてよかった東浩紀と菊地成孔が生きているうちにその空気感をちゃんと全うしてくれていることのありがたさ。
- 1:10:24上の世代のステルス転向いい感じにリベラルに寄っていった上の世代に対して、自分は違う言語を話さなければいけない。
- 1:13:55フロイトは音楽が分からないそう言われたことにずっと着目してやっている。ある種の知性のあり方との関係。
- 1:17:26夜中に腹が減って一昨日くらいの、近所での話。
- 1:20:58超細分化されたタイミー片付けているときは自分もメンバーだ、という意識。世界がもうそうなっている。
- 1:24:30クオリティコントロールをしない雑誌書きたい人がバーッと書く。特集もある種の口実としてあるだけ。
- 1:28:02今私たちはこれなんだ、という安心そういう感じがあるのも事実なのだろう。
- 1:31:32前段を何も回収していないだがある意味では本質はそうなのかもしれない。タイトルを持って前半を聞き返すと、そういう気がしてくる。
- 7:01ドライブンなんだって気づいたずっと「取り分」の連想で、全ての欲望がそれに収斂していく意味だと思っていた。
- 25:50非の打ち所がない人はまずい隣の席で人を雇う立場の二人が話していたこと。
- 57:04オフにオンするもの普通はオフになるほど身軽になっていくのに、眼鏡だけは逆。
- 1:18:00名札にメンバーと書いてあった深夜の松のやで。スタッフでもマネージャーでもなく。
- 1:28:51宇宙人と恐竜向こうから見ればこっちが恐竜で、こっちから見れば向こうが宇宙人。
この回で出てきた言葉
- アウトレイジのあの格好眼鏡のかけ方には確かに型がある、という話。
- 上の世代のステルス転向東浩紀が世代論として語っていたこと、として荘子itが紹介する。
- 宇宙人と恐竜2002年生まれの人たちがやっている『宿り木』という同人誌のインタビューを受けた話から。
- オフにオンするもの眼鏡は、顔を出すアイドルやタレントにとってオフのときに付け加えるもの、オンのときに外すものである。
- オフの側を感じさせるから魅力になる眼鏡の話から。
- カルチャーオラつき系出版の現場でやばいのは品行方正系ではなくオラオラ系だ、と福尾。
- 教養が人徳を高めるのは統治者の論理文化系と新自由主義系のあいだの溝はどうすれば埋まるのか、という話。
- 均等に舐めたいベケット『モロイ』の話。
- THE DAYの広告が入った収録の場にいる全員がTHE DAY——缶の炭酸水——を飲んでいる。
- 袖にイヤホンを這わせる中高の頃、Yシャツの袖の中にイヤホンを隠してケーブルを指まで這わせ、先生が見ていないときは両手で聴き、来たら片手を頬に当てる格好にして聴いていた。
- 違うからこそ一緒になり得る福尾は満腹になりたいという欲望がなく、荘子itは大盛りにできるときに大盛りにしなかったことが人生で一度もない。
- ハンドスピナーが中動態荘子itの中高時代の話。
- 非の打ち所がない人はまずい隣の席の会話が聞こえてきた話。
- フロイトは音楽が分からない菊地成孔が以前からずっと着目していること。
- 麻婆豆腐ドリブン「ドリブン」をずっと「取り分」の連想で、一人総取り、全ての欲望がそれに収斂していくという意味に脳内変換していたことに最近気づいた、と荘子it。
- 眼鏡屋がMAX眼鏡屋の店員の、いい具合に暇なのかもしれない感じ。
- メンバーという名札深夜に松のやでカツ丼を受け取ったら、店員の名札に「メンバー」と書いてあったのがめっちゃ嬉しかった、と福尾。
- モロイずっと徘徊しているやばい男の意識が一人称で語られ続け、段落分けも会話もほとんどないまま一冊が書かれている小説。
- 宿り木2002年生まれ、23、24歳の人たちが作っている同人誌であり、その集団の名前でもある。
この回からの引用
ドリブンってなんかさ、一人総取りみたいな意味でさ、取り分みたいな、ドリブンのなんかもう総取りみたいな意味でずっとドリブンを脳内変換してたことに気づいたな俺。
→ 麻婆豆腐ドリブン
この入力が違うから違う出力なんだっていう思いを馳せられる。
違うからこそ一緒になり得る。
均等に舐めたい。ちゃんと順番に均等に、同じ石ばっかり舐めるんじゃなくて、ちゃんとその4つなり8つなりの石を均等に舐めていきたいんだけど。
→ 均等に舐めたい
あんまり学校も来てないやつがたまに学校を思ったら、ハンドスピナーぐるーっと回して、これが中動態なんだと思うんだよね、みたいな話とかしてたわけ俺。
同じね発達特性とはいえね、違うんだと、これだけ。それがいいなって思った。
いわゆる露悪趣味的なオラつきの人もいれば、それこそウォーキズムっていうかリベラルポリコレ的なオラつき系の人も多いみたいな。でもどっちも結構仕事がめっちゃ荒い人が多い。
その建前的なものがなくなっちゃうんだよね、理念がある人は。
人格で全部巻き取ろうとしちゃってるわけじゃん。あらゆる仕事の人間関係もそうだし。
仮面を一回も脱がずに出ていくみたいな。
普通に教養を身につけるとなんか人徳が高まるみたいなのって、普通に統治者の論理な気がするんだよね。
やっぱどっかオンとの緊張関係というか、両方持つ状態があって、オフを感じさせるから魅力みたいな話でもあると思う。
だってメガネってさ、オフな時につけるものじゃん。オフな時につけ加えるもの、オンな時に外すものって、本当逆のものが多いからさ。オフになるほどどんどん身軽になっていく。
オフな時につけ加えるもの、オンな時に外すものって、本当逆のものが多いからさ。オフになるほどどんどん身軽になっていく。
エントロピーが逆行してるんだよ。そのなんか奇跡感っていうか。
上の世代はステルス転向みたいな感じで、みんないい感じにリベラルに。自分はめっちゃだから違う言語を話さなきゃいけない。
菊地さんも以前からずっと、フロイトは音楽がわからないって言ったみたいなことを、それにずっと着目してやったりしてるわけだけど。あるタイプの知性の在り方と音楽の食い合わせの悪さみたいなものは絶対あると思う。
音楽はまず誰もが思うより魔法みたいなもので素晴らしいんだけど、フロイトも魔法だみたいな。音楽とは違う魔法なんだみたいな。違う魔法としてどっちも好きなんだ。
メンバーってさ、だってもうなんか肩書きですらないっていうか、なんだろ、働いてんのかどうかすらわかんないじゃん。スタッフは働いてる感があるし。
スタッフはオンだもんね。
多分彼らにとってはコロナ前のカルチャーって本当恐竜時代的な謎のものなんだよ。こっちから見ると向こうが宇宙人に見える、向こうが恐竜だと思ってる、こっち恐竜だと思ってるみたいな。
→ 宇宙人と恐竜
宇宙人と恐竜めちゃめちゃいいな。ワクワクする世の中だな今、宇宙人と恐竜が普通になんか共存してるわけだ今。人間はどこにいた。
→ 宇宙人と恐竜