近所は住人の数だけある
きんじょはじゅうにんのかずだけある
最寄りのコンビニ、最寄りのスーパー、最寄りの駅—— その集合によって自分の近所は構成されていて、 それは確実に自分しか持っていないものなのに、 **誰ともバッティングしない状態で共存し得る。
番組より
僕にとっての最寄りのコンビニ、最寄りのスーパー、最寄りの駅みたいなものの集合によって僕の近所は構成されてて、それは確実に僕しか持ってないものなんだけど、でもそれが誰ともバッティングしない状態で共存し得る状態が街であって。
近所が住人の数だけ近所があって、でもみんながそれぞれがうまいことすれ違い合うことによって、それぞれの近所がそのまま成立してるっていう。
それが衝突した後に初めて公共性っていうか、これ誰のものなんだっけとか、これ誰がここ管理するんだっけとかっていう問題が持ち上がるんだ。
この項目について
その状態が街だ**、と福尾は言う。 荘子itが「領土争いにはならない」と受ける。 近所は住人の数だけあって、みんながうまいことすれ違い合うことで それぞれの近所がそのまま成立している。 そこですれ違うことができずに衝突が生まれると、 いわゆるご近所トラブル——騒音や縄張り争いになる。 衝突したあとで初めて、これは誰のものか、誰が管理するのか、 という公共性の問題が持ち上がる。 私有か共有か、プライベートかパブリックかという話をする前に、 その手前にみんなが近所を持っているという状態がある。 近所と疎密を、街という場所で言い直している。
この項目が出てくる回
関連項目
- リアルな街づくり今回の企画のモチベーションはどこにあるか、と訊かれてTaiTanが答えること。
- 改めて世界を肯定し直す世界観が違うとは言っても、自分が音楽で伝えられることは 究極そこなのだ、と荘子itは言う。
- 奥行きは作りたいが、広がりではないこの番組にも奥行きは作りたい。
- 存在していることを表明しなくていいすでに認められているブランドと何かをやるとか、 大きなポップアップをやって売上を作るとか—— そうやって外的な評価軸を作って、 そもそも存在しているということを表明しなければいけなかった。
- ライスワークとライフワーク飯を食うための仕事と、人生のための仕事・生きがい—— その二分法が全然好きじゃない、と福尾は言う。
- ポテンシャルを発揮できると確信するまで仕事を振らない概要だけ伝えて「これ面白いと思いませんか」と訊き、 面白そうです、乗ります、となったら そこから先はあまりコントロールしようとしない—— TaiTanの仕事の振り方について福尾が言うこと。
- エネルギーとエネルゲイア三人で話していると元気が生じて、実際に元気になる—— そこから荘子itが言うこと。
- 庭師TaiTanが自分の立ち位置をこう呼ぶ。
となりで喋られていたこと
韻を踏んでいること
この項目に言及している項目
- 一切の数字を見せないでくださいTaiTanがプロデュースに関わっている番組で、 出演者が最初の打ち合わせで一言だけ強く言ったこと—— **僕に一切の数字を見せないようにしてください。
- 決め魚ですトークイベントのあと、TaiTanは油そばを食うと決めていた。
- 元気はその都度生じる元気とは、元々あったものを金のようにやりくりするのではなく、 その都度生じるものだ、と荘子itは言う。
- 言葉は自動機械を生み出す言葉が先走ることへの葛藤はあったか、と訊かれて荘子itが答える。
- 座敷わらしDos Monosの事務所で福尾が畳の上に座っている、あの位置づけ。
- 信頼は信用と違う信頼は「信じて用いる」ではなく「信じて頼る」だ、と荘子itは言う。
- 誰もが近所を持っているが、誰も近所を私有していない福尾が最近書いた近所についての文章の核心。
- 悩んではいるが願いにはなっていないこの番組をこれからどうするか、とTaiTanに相談してみたものの、 福尾は途中で我に返る—— **相談したほうがいいかなと思って相談しているだけかもしれない。
- 乗っかりしろのある依頼TaiTanの仕事の振り方について。
- 番組の主役はどっちなのか二人で喋る番組で、主役はどっちなのかをTaiTanはずっと考えている。
- ひらがなの「まち」と「都市」企業が絡む企画では、絶対にひらがなの「まち」にしなければいけない という謎の暗黙のレギュレーションがある、とTaiTanは言う。
- 弱っていない部分にフォーカスする斎藤環との対談で福尾が言ったこととして、荘子itが紹介する。