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隙があるからこそ規律を内面化する

すきがあるからこそきりつをないめんかする

パノプティコンはほとんどミームになっていて、 一部の隙もない監視の網の目という意味で使われがちだが、 フーコーのテキストを読んで面白いのは逆だ、と福尾は言う。

初出
他律・自律・調律(2025年6月2日)

番組より

隙があるからこそ、こうしないとダメなんじゃないかとか、こうしないと変なふうに思われるんじゃないかっていう風に、いつの間にかその規律が自分の内面に組み込んでくる。

だからこそ、絶対的に監視されてて身動き取れないっていうのよりも、たちが悪いっていう話なのね。

この項目について

いろんなところに権力と権力の噛み合わなさがあるからこそ、 人々は規律を内面化していく。 一部の隙もなかったら、内面化するどうこうの話ではない—— 従わなければ罰せられるのだから、それは自動機械的に言われたことをやる状態でしかない。 隙があるからこそ「こうしないとダメなんじゃないか」 「変なふうに思われるんじゃないか」と、 いつの間にか規律が自分の内面に組み込まれてくる。 荘子itは「だからこそ、絶対的に監視されて身動きが取れないより性質が悪い」と受ける。

この項目が出てくる回

関連項目

となりで喋られていたこと

この項目に言及している項目